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加賀の井酒造

新潟県糸魚川市の酒蔵 ウィキペディアから

加賀の井酒造map
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加賀の井酒造株式会社(かがのいしゅぞう)は、新潟県糸魚川市にある日本酒製造及び、販売を行う1650年創業の酒蔵[2]である。酒蔵などは2016年12月の糸魚川市大規模火災(糸魚川大火)で焼失したが、被災前と同じ敷地内で2018年3月に再建された[3][4]

概要 種類, 本社所在地 ...
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歴史

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旧社屋(2008年撮影)
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江戸期に酒造りをしていた蔵(2009年撮影)
  • 1650年慶安3年) - 小林家二代目の九郎左ェ門が古賀坂家から酒屋を譲り受け、酒造りを始める。
  • 1652年承応元年) - 小林家敷地内に加賀藩糸魚川本陣が置かれる。献上された酒を加賀藩主前田利常がいたく気にいり、加賀国でないのに加賀の字の使用を許し、酒銘を「加賀の井」とした。小林家は本陣の役と糸魚川の町年寄を兼ねて、幕末まで受け継いだ。酒造りは現存する敷地内の蔵(現在は出荷蔵として使用)で行われていた。
  • 1782年天明2年)以降、加賀藩とその支藩大聖寺藩富山藩)の宿泊記録とともに、酒が度々献上され、藩主や家老の献立にも用いられたことが記録に残っている。明治以降も前田家に献上されていた。
  • 1953年昭和28年) - 株式会社となる。
  • 2006年平成18年)
  • 2007年(平成19年)
    • 7月 - JFLAの完全子会社の新・加賀の井酒造として発足。
    • 10月 - JFLAより分離独立した中間持株会社、株式会社伝統蔵の完全子会社となる。
  • 2011年(平成23年) 4月 - 株式会社伝統蔵が盛田株式会社に吸収合併され、加賀の井酒造はその子会社となる。
  • 2016年(平成28年)12月22日 - 糸魚川大火により酒蔵を含め社屋が全焼した[5]
  • 2017年(平成29年)
  • 2018年(平成30年)
    • 3月13日 - 再建した酒蔵を報道陣に公開。再建した酒蔵は延べ約1,110㎡の2階建ての鉄骨造りで、仕込みなどの作業を見学出来る通路を設けている[4]
    • 3月中 - 再建した酒蔵で仕込みを開始[4]
    • ゴールデンウィーク - 出荷を再開[4]
  • 2023年(令和5年) 1月 - 盛田が、加賀の井酒造をはじめとする酒造会社10社の株式を株式会社伝統蔵に譲渡[8]
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脚注

関連項目

外部リンク

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