北投区
台湾の台北市の市轄区 ウィキペディアから
北投区(ベイトウ/ほくとう-く)は、台北市の市轄区の一つ。区内には北投温泉や陽明山などの観光地が位置している。


地理
北投区は台北市の最北端に位置する。東は磺渓と接し、南は基隆河を挟み士林区と接す。西は新北市の淡水区に接し、北は大屯山や七星山を挟んで新北市三芝区や金山区と接する。
歴史
「北投」はかつて平埔族バサイ族(ケタガラン族の一支族)集落「パッタオ社」があったところで、パッタオとはバサイ語で巫女の意味を持っていた。台北地区でもっとも開発が早く始まった所でもある。台湾語音により「北投(Pak-tâu)」と宛てられた。
1626年-1662年、平埔族とスペイン人、オランダ人との間で硫黄貿易が行われていた。1697年、郁永河が北投で硫黄を採掘した際の旅行記『裨海記遊』(現存する最も古い台湾旅行記)を記述[1]。
鄭成功親子が台湾を統治する前まではこの地に漢人が住むことはなかったが、乾隆帝の初期に先住民より土地を購入し開墾された。光緒元年に台北府が置かれ、北投地区は淡水区に所属した。日本統治時代の頃は台北州七星郡北投庄と呼ばれた。戦後は北投鎮として七星区に所属した。1947年に七星区が淡水区に編入され、1968年7月1日に台北市へ改編され、北投の地方行政は台北市政府の直轄となった。
年表
その他北投に関連する歴史的出来事[1]
下部行政区域
教育
大学
- 国立陽明交通大学
- 国立台北芸術大学(北芸大)
- 台北城市科技大学(北城大)
- 国立台北護理健康大学(北護)
専科学校
- 私立馬偕医護管理専科学校
高級専業学校
- 私立志仁高級家商職業学校
- 私立惇敘高級工商職業学校
高級中学
- 台北市立復興高級中学
- 台北市立中正高級中学
- 私立薇閣高級中学
- 私立十信高級中学
国民中学
- 台北市立北投国民中学
- 台北市立新民国民中学
- 台北市立明徳国民中学
- 台北市立桃源国民中学
- 台北市立石牌国民中学
- 台北市立関渡国民中学
- 私立薇閣高級中学
- 私立奎山国民中学
国民小学
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交通

観光地

脚注
関連項目
外部リンク
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