トップQs
タイムライン
チャット
視点
北疆線
中国の鉄道路線 ウィキペディアから
Remove ads
北疆線(ほくきょうせん、中文表記: 北疆铁路)は、中国の新疆ウイグル自治区のウルムチ市とボルタラ・モンゴル自治州の阿拉山口とを結ぶ鉄道路線である。


Remove ads
概要
蘭新線の西北への延長路線で、全長は476km[1]、全線がウルムチ局の所属である。軌間1,435mm、全線が電化されており、36の駅を有する。複線区間はウルムチ南駅 - 精河駅である。中国東部からオランダロッテルダムに至る新ユーラシア・ランドブリッジの主要経路であり、カザフスタン国鉄のトルキスタン・シベリア鉄道ドストゥク支線と接続している[1]。
ウルムチから精河あたりまでは、概ね往年のシルクロード(天山北路)に沿ったルートとなっている。
歴史
- 1985年5月1日 - 建設開始。
- 1990年9月1日 - ウルムチ~阿拉山口間が開通[1]。
- 1990年9月12日 - 阿拉山口~ドストゥク(カザフスタン)間が開通。
- 1991年7月 - 貨物の臨時通関開始。
- 1992年6月21日 - アルマトイ~ウルムチ(現在のウルムチ南駅)間の国際旅客輸送(K9795/9796次列車 カザフスタン側担当)を開始[2]。
- 1992年10月31日 - 北疆線が正式に運営開始[3]。
- 1992年12月1日 - 国際輸送を正式に開始[3]。
- 1993年4月3日 - ウルムチ~アルマトイ間の国際旅客輸送(中国側担当)を開始し、同時にウルムチ~阿拉山口間の国内列車の運行が開始[2]。
- 2008年 - 電化工事開始[4]。
- 2011年9月1日 - 電化工事完成。
運行形態
2025年4月時点では、ウルムチ駅から北疆線内のクイトゥン駅・ウス駅の間、及び他路線を経由しカラマイ駅、伊寧駅、ボルタラ駅の間を結ぶ城際動車組列車が線内に計23往復運行されている。その他、ウルムチから阿拉山口の全区間を走行する客車列車1往復、他路線へ乗り入れる客車列車6往復が設定されている[5]。また週2回、ウルムチから当路線を経由しカザフスタンのアルマトイの間を結ぶ国際列車が運行されている。
沿線の主要都市
接続路線
旅客列車停車駅一覧
ウルムチ南 - ウルムチ - 烏西(ウルムチ西) - 三坪 - 昌吉 - フトビ - マナス - 石河子 - ウランウス - 沙湾県 - クイトゥン東 - クイトゥン - クイトゥン西 - ウス - 四棵樹 - 托托 - 精河 - 蘑菇灘 - ボルタラ - 阿拉山口
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads