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叶恭弘

日本の漫画家 (1970-) ウィキペディアから

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叶 恭弘(かのう やすひろ、1970年昭和45年〉12月16日[1] - )は、北海道十勝地方出身[2]日本の漫画家

概要 かのう やすひろ叶 恭弘, 生誕 ...

1992年に『週刊少年ジャンプ増刊』1992 AUTUMNに読切作品「BLACK CITY」が掲載後、『週刊少年ジャンプ』およびその増刊号で作品発表を続け、2002年プリティフェイス』、2006年エム×ゼロ』、2011年鏡の国の針栖川』、2014年KISS×DEATH』、2020年『きるる KILL ME』をそれぞれ連載。

経歴

高校時代まで北海道で過ごす。投稿作「BLACK CITY」が1992年1月期第83回ホップ☆ステップ賞にて入選、同作がそのまま『週刊少年ジャンプ増刊』1992 AUTUMNに掲載され、好評を博す[3]

それ以降、『週刊少年ジャンプ(WJ)』や増刊誌で読切作品を発表し続け、1996年には短編集『BLACK CITY』を発刊。その他、夢幻原作の『MIDNIGHT MAGIC』の読切漫画と小説の挿絵を担当。

その後、叶自身が「年平均一本というノロノロペース」[4]と述べる執筆間隔で読み切り作品の発表を続け、2002年週刊少年ジャンプ』24号より『プリティフェイス』を連載開始(2003年28号で連載終了)。

2003年に短編集第2弾『TOKYO ANTS』を発刊した後、いくつかの読切を発表する。『週刊少年ジャンプ2006年23号より、『エム×ゼロ』を連載開始(2008年25号で連載終了)。また、同作連載中に3作目の短編集『Snow in the Dark』を発刊。

その後も、『赤マルジャンプ』や『ジャンプSQ』などで新作読切を発表。『週刊少年ジャンプ2011年31号より、『鏡の国の針栖川』を連載開始(2012年10号で連載終了)。

週刊ヤングジャンプ2013年7号に初の青年雑誌向けとなる『ヴェツノバ』、『週刊少年ジャンプ』同年21号に『ぶらんにゅー SCHOOL DAY』、2014年のデジタル増刊号『ジャンプLIVE』2号に『WHITE東京』等、読切作品を中心に活動を続ける。

2014年9月より、ウェブコミック配信サイト少年ジャンプ+』にて連載『KISS×DEATH』を開始(2018年4月で連載終了)。2020年2月より、『少年ジャンプ+』にて連載『きるる KILL ME』を開始(2022年、58話で休載することが発表され、2025年現在も休載中)。

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作風

作風について
ラブコメ的な要素の強い作品を多く手がけているが、作者自身は描いていて楽しかった読切作品として(シリアスなストーリーの)「PROTO ONE」「Snow in the Dark」を挙げており「基本的に暗い話を描くのが好きなようだ」とのこと[5]
エム×ゼロ』『鏡の国の針栖川』など連載作品を中心に、どちらかといえば非科学的な題材が多いが、本人は非科学的なものは信じないタイプ。ただ、映画や漫画ではそういうジャンルは大好きで「そういう(非科学的な)題材でないとなかなか見ようとは思わないくらい」と語る[6]
デジタル作画について
「仕事の遅い僕としては週刊連載というのはほとんど不可能に近い」[7]と自評するほどゆっくりとした執筆ペースであり、作業時間短縮のために中期作品から3DCGやデジタル作画も積極的に取り入れている。
しかし、デジタル化の便利さは認めつつも、自身の手描きへのこだわりから「作画の快感が創作活動のエネルギーの一部なので、(『鏡の国の針栖川』で完全デジタル作画化したことを)少々後悔している」とコメントしている[8]
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作品リスト

要約
視点

すべて2024年現在。

漫画作品

各作品の詳細などについてはリンク先の各記事を参照

  • 掲載誌は全て集英社発行
  • 週刊少年ジャンプ』の増刊については「WJ増刊 《個別誌名》」の形で記載
  • 掲載誌のソートは刊行頻度(週刊)を除いた名称で行う。また、『週刊少年ジャンプ』の増刊号については個別の誌名を無視し、「少年ジャンプの増刊号」としてソートする
  • 「収」欄は収録単行本を「略号x-y」の形で記載。略号対応は#単行本を参照。「x」は収録巻、「y」は各単行本内での収録順を示す
連載作品 読切作品
さらに見る タイトル, 種 ...

単行本

書誌情報の詳細などについてはリンク先の各記事を参照。

  • いずれも集英社の〈ジャンプ・コミックス〉より新書判で発行。
  • デフォルトでの表記は初巻の発行順とし、短編集については最後にまとめた。
  • 「略」欄は上記#漫画作品の収録欄で用いている略号を示す。
連載作品 短編集
さらに見る 書名, 発行年 ...

その他

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関連人物

友人

  • 藤崎竜 - 道元と共に藤崎の読切「DIGITALIAN」の制作を手伝った[10]。『WJ』2002年34号の巻末コメントでは叶が藤崎の作品について言及していた
  • 道元宗紀 - 共に藤崎の読切「DIGITALIAN」の制作を手伝った[10]

アシスタント

脚注

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