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境峠 (長野県)

長野県松本市と木祖村を結ぶ峠 ウィキペディアから

境峠 (長野県)map
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境峠(さかいとうげ)は、長野県松本市奈川と木曽郡木祖村藪原を結ぶ峠。標高は1,480 m[1]。現在は長野県道26号奈川木祖線が通っている。

長野県道26号標識
概要 境峠, 所在地 ...

概要

古代から中世にかけて、鳥居峠同様、美濃国信濃国の国境にあり[1][2]、北が信濃川水系、南が木曽川水系となる。宝暦7年(1757年)の『吉蘇志略』では「木曾坂」となっている[2]。北麓の奈川寄合渡と南麓の藪原芝原には「尾州岡船」と呼ばれる中馬の中継問屋があり、峠にあった板橋を岡船が櫛木をつけて渡る様子が葛飾北斎の『今様櫛きん雛形』に描かれている[2]中山道藪原宿から野麦峠を超えて飛騨国に向かう近道であり、『あゝ野麦峠』に描かれる工女もこの道を利用した[2]

木曽町日義神谷を経て伊那市にかけて境峠-神谷断層帯が北西から南東方向に通っている[3]

脚注

参考文献

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