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大藤信郎賞

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大藤信郎賞(おおふじのぶろうしょう)は、「毎日映画コンクール」において、日本アニメーションの先駆者である大藤信郎を称え、1962年に創設された賞。略して「大藤賞」とも呼ばれる。 日本のアニメーション映画賞としては最も長い歴史を持つ映画賞であり[1]、虫プロ作品や東映アニメーションの受賞作から、現代アニメーションの作家までの幅広い受賞者をもつ。

概要 毎日映画コンクール 大藤信郎賞, 受賞対象 ...

1961年に大藤信郎が死去。大藤の唯一の遺族である姉が毎日映画コンクールへ遺産を寄託して、これを基金として開始された。選定委員による討議と多数決により、アニメーション映画の製作領域で、その年度内に特に成果をあげたと思われる個人またはグループに贈られる。1989年度より、毎日映画コンクール内に大藤賞とは別に、アニメーション映画賞が設けられた。ノミネーションは両賞で共通に長編、短編の区別なくおこなわれるものの、アニメーション映画賞は主に長編を、本賞については主に「実験的な作品」を対象としており、棲み分けがなされていた[2][3]。また両賞の選考はまずアニメーション映画賞の受賞作決定後、大藤信郎賞の受賞作を決定していた。しかし、第79回(2024年度)からアニメーション映画賞が廃止されて、アニメーション関連の表彰は再び本賞に一本化された[4][5]

最多受賞は岡本忠成(エコー社)であり、同じくエコー社の川本喜八郎の代表作も多く受賞している。アニメーション映画賞と本賞両方の受賞歴がある監督としては宮崎駿高畑勲[6]北久保弘之今敏がいる。短篇の受賞作やスタッフインタビューなどは、『大藤信郎賞: 毎日映画コンクール : 受賞短編アニメーション全集』[7]で見ることができる。

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受賞作リスト

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脚注

外部リンク

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