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安布知神社
長野県阿智村にある神社 ウィキペディアから
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安布知神社(あふちじんじゃ)は、長野県下伊那郡阿智村駒場にある神社。旧社格は郷社。
祭神
歴史
社伝によれば、368年(仁徳天皇56年)、清坂に八華鏡を八意思兼命の霊代として拝祀し、「吾道大神宮」として創建された[1]。 数キロメートル離れたところに鎮座する延喜式内社の阿智神社とは、古来より密接な関係にある。鎮座地の位置も、古代東山道「阿知駅」跡と推定される耕地を、眼下に一望する斜面にあり、706年(慶雲3年)に八幡神(譽田別命〉を合祀する[1]。以後「よさか八幡」と呼称された時期あり。
1573年(天正元年)に領主小笠原氏、近江国三井寺より新羅明神(須佐之男命)を合祀して、新羅明神社として改称する[1]。徳川家光より新羅明神の呼称にて、朱印地10石を寄進、以後将軍代替わり毎に、継ぎ目の朱印状が交付された[1]。現在の社殿は、領主宮崎氏により、1671年(寛文11年)に再興された[1]。本殿は覆屋の中にあり、三間社流造。拝殿は1675年(延宝3年)当社の神主、林氏により建立された。拝殿内の天井には、中央に雲龍図、その周囲には虎、竜、鯉等144点の格内天井絵が描かれている。元禄3年(1690年)参道入口に石の大鳥居が建立された。[1]一時期境内に、真言宗神光寺が建てられていたが、廃寺となり、仏像は長岳寺に遷した[1]。
1872年(明治5年)安布知神社に改称し、駒場村の村社となる[注釈 1]。1932年(昭和7年)郷社に昇格する[1]。2015年(平成27年)本殿と拝殿は県宝に指定される。社宝の八華鏡が京都国立博物館工芸室長久保智康氏により、奈良時代の唐式鏡「花禽双鸞八花鏡」と鑑定される[2]。
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境内
- ヒイラギの古木:昭和43年(1968年)に阿智村の天然記念物に指定された。指定時、推定樹齢250年。
- サカキの古木:昭和43年(1968年)に阿智村の天然記念物に指定された。指定時、推定樹齢100年。
- 狛犬:石段の左右
- 戦没者慰霊碑
- 手水舎
画像集
- 参道と大鳥居
- 手水舎
- 拝殿
- 狛犬ー1
- 狛犬ー2
- ヒイラギ古木
- サカキの古木
- 拝殿天井図
- 戦没者慰霊碑
- ハナノキ
- 花禽双鸞八花鏡
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現地情報
- 所在地
- 交通アクセス
- 最寄駅:中央自動車道 飯田山本インターチェンジより、車で約7分(約4.2km)。
参考文献
脚注
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