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安牛駅

かつて北海道天塩郡幌延町にあった北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

安牛駅map
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安牛駅(やすうしえき)は、北海道宗谷総合振興局天塩郡幌延町字開進にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線廃駅)である。電報略号ヤス事務管理コードは▲121839[2]駅番号W69

概要 安牛駅, 所在地 ...
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歴史

要約
視点
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1977年の安牛駅と周囲約500m範囲。左が稚内方面。相対式ホーム2面2線と駅舎横の名寄寄りに貨物積卸場と引込み線がある。駅舎横稚内側がストックヤードであるが、ここも使われなくなって久しい様子である。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当駅の所在する地名より。アイヌ語の「ヤスシ(yas-us-i)」(〔網で)魚をすくう・いつもする・所)に由来する[10][11][12]。天塩川にサケが上り、その網引き場であったことによる名称である[12]

所在する字名は、1959年(昭和34年)の字名改正で周辺地区と再編され「開進」となっているが、これは「現在開拓適地が広大であり今後の開拓を大いに促進する上より」命名された名称である[幌延町 2]

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駅構造

地上駅単式ホーム1面1線を線路の南西側(稚内方面に向かって左手側)設けた棒線駅となっていた[4]

ヨ3500形車掌車[13]を改造した貨車駅舎がホーム横に設けられていた旧駅舎の基礎上に設置されており、トイレを有するが閉鎖されていた[4][11]。2017年時点では集落に面した側の塗装がかなり剥げ落ちている[幌延町 3]

かつては相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった[14]。当時は互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡した[14]。駅舎側(西側)が下り1番線、対向側ホームが上り2番線となっていた[14]。そのほか1番線の旭川方から分岐し駅舎南側のホーム切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた[14]

利用状況

廃止直前までの乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

さらに見る 年度, 乗車人員(人) ...

駅周辺

駅前は集落となっていたが、幌延町では2017年(平成29年)時点で「駅周辺には人家もなく[幌延町 3]」なったとしている。集落には洋服仕立て屋、雑貨店、商店、日本通運があった[幌延町 3]。東側(駅裏手)は樹林、旧集落を抜けた西側は牧草地で、天塩川に沿った三日月湖)も多い[14][11]

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
糠南駅 (W67) - *上雄信内駅 - (雄信内信号場) - *安牛駅 (W69) - *南幌延駅 (W70) - *上幌延駅 (W71) - 幌延駅 (W72)
*打消線は廃駅

脚注

関連項目

外部リンク

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