トップQs
タイムライン
チャット
視点
宮島醤油
日本の佐賀県唐津市にある調味料メーカー ウィキペディアから
Remove ads
宮島醤油株式会社(みやじましょうゆ、英: Miyajima Shoyu Co.,Ltd.)は、佐賀県唐津市に本社を置く日本の調味料メーカーである。
概要
創業は1882年(明治15年)。醤油、味噌などの製造・販売を行っている。商圏エリアは九州と中国地方の一部。工場は唐津市と栃木県宇都宮市に所在する。
本社工場は唐津市船宮町にあり、1930年(昭和5年)に建てられた白壁倉庫(延べ床面積約295平方メートル)は同社のシンボル的な存在となっている[1]。 2023年(令和5年)夏にはしょうゆ製成工場が完成した[1]。2024年(令和6年)6月30日にはトラックの出入りを容易にするため、唐津くんち13番曳山「鯱(しゃち)」の水主(かこ)町の協力で、白壁倉庫を人力の曳家によりロープで引っ張り20メートル移動した[1][2]。
敷地内には佐賀県醤油協業組合があり、また組合の工場が加盟会社により共同で管理、運営されている。[3]
沿革

- 1882年(明治15年)6月 - 佐賀県唐津市で醤油・味噌製造業「富田屋」を創業。
- 1910年(明治43年) - 合資会社宮島商店を資本金10万円で設立。
- 1918年(大正7年) - 株式会社宮島商店を資本金50万円で設立。
- 1950年(昭和25年)5月 - 株式会社宮島商店を宮島醤油株式会社と宮島商事株式会社に分離。
- 2000年(平成12年)8月 - 栃木県宇都宮市のハインツ日本宇都宮工場を買収し、宮島醤油宇都宮工場として開設[4](九州の醤油メーカーでは唯一、東日本に製造拠点を置いている)。
- 2010年(平成22年)4月1日 - チタカ・インターナショナル・フーズ株式会社より外食事業やデザートの製造・販売事業を除く加工食品事業を譲受。同日東京営業所および名古屋営業所を開設。
事業所

本社
西日本営業部
東日本営業部
営業本部・企画部
- 福岡県福岡市南区清水4丁目4番14号
工場
主な商品
社員教育
従業員向けの教育機関として「宮島技術学校」を2005年(平成17年)に設置し、大学から大学院レベルの物理化学、微生物学、食品加工学の授業を開講している[6]。受講は自薦を主とし、月1回1年間学習する[6]。
2004年(平成16年)より毎年各工場から1 - 2人を選抜し、本務地とは違う工場へ3か月間出向させる「工場間交流」を実施している[7]。従業員の多くが地元出身で特定の業務に特化しているため、広い視野を持つ多能工を育成する目的で行っている[7]。
提供番組
- RKBニュースワイド(RKB毎日放送。1975年(昭和50年) - 1994年(平成6年))
関連会社

- 宮島商事株式会社
- 宮島醤油フレーバー株式会社
- コーワ産業株式会社
- 佐賀県醤油協業組合
脚注
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads