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密蔵院 (世田谷区)
東京都世田谷区にある寺院 ウィキペディアから
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密蔵院(みつぞういん)は東京都世田谷区桜上水にある真言宗豊山派の仏教寺院。詳しくは幽谿山密蔵院観音寺と称する。護国寺の末寺で、玉川八十八ヶ所霊場45番札所。
本尊
歴史
下野国都賀郡水代村の城主であった榎本重泰、氏重親子は、当地の地頭であった世田谷城主吉良氏家人の鈴木(穂積)重貞と親しくなり、1580年(天正8年)当地に居を構える。その後、榎本親子を訪ねて来た都賀郡の僧・頼慶に鈴木重貞は帰依し、1598年(慶長3年)重貞の養子・但馬定宗が一寺を創建して頼慶を住職としたのが開基と伝えられる。
本堂・伽藍
本堂は、1744年(延享元年)の建立。不動明王立像[4]、矜羯羅童子[8]、制吒迦童子[11]、阿弥陀如来坐像[13]、胎蔵界大日如来坐像[15]、聖天立像[18]、地蔵菩薩半跏像[20]をおさめる。
観音堂には、百体の観世音菩薩を祀る。
また年号を示す資料は他にも保存され、板碑は「弘□(安)□」(1278年-1288年)[21]、石造の遺物5件のうち4件はそれぞれ万治3年(1660年)、寛文10年、享保3年(1718年)、元禄3年(1690年)と刻んである[22][23]。
所在地・交通
東京都世田谷区桜上水2-24-6
参考文献
- 世田谷区教育委員会掲示
- 『世田谷区石造遺物調査報告書』世田谷区教育委員会、東京都世田谷区、1984年。 NCID AN10193393。
- 『世田谷区現存板碑集成』 1巻、東京都世田谷区教育委員会〈世田谷区石造遺物調査報告書〉、1984年。 NCID BN01891739。
- 東京都世田谷区立郷土資料館『世田谷区社寺史料』東京都世田谷区教育委員会、1982年。
- 第1集『彫刻編』
- 第3集『絵画・彫刻II・目録編』
脚注
関連項目
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