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岡山電気軌道東山本線

岡山県岡山市北区と中区を結ぶ岡山電気軌道の路線 ウィキペディアから

岡山電気軌道東山本線
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東山本線(ひがしやまほんせん)は、岡山県岡山市北区岡山駅前停留場から同市中区東山・おかでんミュージアム駅停留場までを結ぶ岡山電気軌道の路線である。正式な路線名は東山本線だが、単に東山線と呼ばれている。

概要 東山本線, 概要 ...
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路線概要

岡山の市街地をクランク状に走り、岡山駅と車庫のある東山・おかでんミュージアム駅とを結んでいる。全線が併用軌道路面電車である。広い交差点のある途中の柳川停留場清輝橋線が分岐している。岡山城後楽園の最寄である城下停留場からは南下する。城下停留場からは、かつて後楽園前を経て番町停留場に至る番町線1968年まで分岐していた。西大寺町・岡山芸術創造劇場ハレノワ前停留場からは東進し、旭川に架かる3つの橋を渡り東山・おかでんミュージアム駅に至る。

運賃は140円(2013年現在)だが、岡山電気軌道を含むバス各社(宇野自動車を除く)が岡山駅 - 天満屋バスステーション間の運賃を120円(宇野自動車の岡山駅 - 表町バスセンター間は100円)としていることから、並行する岡山駅前 - 県庁通り間の運賃も120円(2022年10月1日現在)となっている。

ほとんどの停留場でホームや柵が整備され、安全性が確保されているが、小橋中納言は道路が狭くホームの設置ができないため、現在も道路上に乗降場所の標示があるのみである。また、京橋は臨時停留場であることから、営業日のみ標示が設置される。

路線データ

  • 路線距離(営業キロ):3.1km
  • 軌間:1067mm
  • 停留場数:11(起終点・臨時停留場含む)
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線(直流600V)
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運行形態

東山本線を走る電車は2系統あり、岡山駅前 - 東山・おかでんミュージアム駅間を走る東山線の電車のほか、岡山駅前 - 柳川間には清輝橋線の電車も走っている。おおむね、東山線は5分間隔の運転(平日朝7時台 - 8時台前半と夕方17時台の一部は3 - 4分間隔)、清輝橋線は10分間隔で、渋滞等が無ければ岡山駅前 - 東山・おかでんミュージアム駅間の所要時間は約15分である。

平日朝ラッシュ時は、東山付近に通学する学生が多く、県庁などへの利用者の積み残しが多発していたため、その救済として駅前 - 西大寺町間の電車(通称・ビジネスシャトル便)が1往復設定されていたが、2012年8月末で廃止され、以後は全区間運行便のみとなっている。

歴史

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京橋を渡る岡山電気軌道の路面電車(大正時代)
  • 1912年(明治45年)
    • 5月5日 :岡山駅前 - 城下間が開業
    • 6月1日 :城下 - 西大寺町間が開業
  • 1923年(大正12年)7月9日:西大寺町 - 東山間が開業
  • 2008年(平成20年)4月1日:西川を西川緑道公園に改称
  • 2017年(平成29年)4月1日:東山を東山・おかでんミュージアム駅に改称
  • 2023年(令和5年)4月27日:西大寺町を西大寺町・岡山芸術創造劇場ハレノワ前に改称
  • 2025年(令和7年)9月15日:表町の交差点で路面電車と路線バスが衝突して電車が脱線。2人負傷。翌日運転再開[1]
  • 2027年(令和9年)春:岡山駅前から100m延伸し同駅東口広場に乗り入れ予定[2]

停留場一覧

要約
視点

全停留場岡山県岡山市に所在。岡山駅前 - 柳川間は東山本線と清輝橋線の番号が付与されている。

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脚注

関連項目

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