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岡田徹

日本のキーボーディスト、音楽プロデューサー (1949-2023) ウィキペディアから

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岡田 徹(おかだ とおる、1949年4月23日 - 2023年2月14日)は、日本男性音楽家ムーンライダーズキーボーディストアコーディオン奏者作曲家編曲家音楽プロデューサー

東京都新宿区出身[1]。父はアナウンサーの岡田実[3][4]。父の仕事の関係で、2歳半から5歳までニューヨークで暮らす[1][注釈 1]

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来歴・人物

1949年東京都新宿区に生まれる[1]立教大学卒業。同大学の音楽サークル「OPUS」に所属し、同サークルの後輩にムーンライダーズの武川雅寛白井良明がいる[2]

1973年鈴木慶一が率いるロックバンドはちみつぱいに加入、解散後はそのメンバーを母体としたムーンライダーズに参加。

ムーンライダーズでのボーカル曲はメンバー中で一番少ないが、アルバムIstanbul mambo』収録の「週末の恋人」ではダミ声で歌っている。鈴木慶一は「普通に歌うとアナウンサーみたいな歌い方になるので、この歌唱法で歌っている。(岡田の)家族はみんなアナウンサーだ」という。岡田はこのコメントに少々傷心し、以降は「このバンドでは美声ではダメだ」とダミ声で歌ったり、機械で加工するなどの工夫を凝らすようになったという[5]

音楽プロデューサーとしても、様々なミュージシャンのプロデュースを担当し、PSY・Sパール兄弟プリンセス プリンセス(「赤坂小町」から「JULIAN MAMA」を経ての本命名者)、Nav Katze野田幹子坂本美雨などのプロデュースを手掛けた。

またムーンライダーズやソロ活動以外にも、様々なミュージシャンと音楽ユニットを組み、1987年松浦雅也安部隆雄と「AMOR」、1995年に大所帯のアコーディオンバンド「LIFE GOES ON」、2001年山本精一伊藤俊二と「ya-to-i」、2008年エイプリルズのイマイケンタロウ、ELEKTELのporymoogと「CTO LAB.」、2014年には夏秋文尚(ジャック達)、吉田孝(Rose-Unlimited、5thガーデン)、黒田英明(plusico)と「UKULENICA」を結成した。

打ち込み」という言葉を初めて用いた人物[6]とされる。いち早くローランドデジタルシーケンサーMC-4を導入してプログラミングを担当した。

数多くの映画アニメサウンドトラックコマーシャルソングも手掛けた。なお、初代プレイステーションの起動時に流れるサウンドロゴ作曲者と言われることがあるが、この起動音は藤澤孝史の作曲であり、岡田が担当したのはプレイステーションのコマーシャルのサウンドロゴ[注釈 2]である。

2023年2月14日、心不全のため死去[3][7][8][9]73歳没

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参加バンド

ディスコグラフィ

はちみつぱい

ムーンライダーズ

ソロ・アルバム

  • 架空映画音楽集(1988年
  • 海辺の名人(1991年
  • 星空のアコーディオン(1993年
  • 架空映画音楽集II ~エレホンの麓で~(2011年
  • Tの肖像(2016年

LIFE GOES ON

ya-to-i

CTO LAB.

プロデュース

ほか多数

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作曲

ほか多数

映画音楽

CM出演

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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