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川辺村 (長野県北佐久郡)
日本の長野県北佐久郡にあった村 ウィキペディアから
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川辺村(かわべむら)は長野県北佐久郡にあった村。現在の小諸市の千曲川以南にあたる。
地理

千曲川と急崖の合間の緩斜面に小部落が立地する。地滑り地形が数ヶ所みられ、鴇久保部落から大久保部落にかけての地滑り地帯には風穴(氷風穴)が存在する。江戸時代には夏季まで貯蔵された氷が小諸藩主に献上され、明治時代に製糸業が盛んになって以降は、蚕の孵化時期の調節のため、蚕卵紙の貯蔵に利用された[1]。 一方、村域の広くを占めるのは標高700m〜800mの御牧ヶ原台地である。古くは望月牧といわれる勅旨牧がおかれたとされる。永らく干魃が3年に1度発生するといわれるほど水利に恵まれず、無数の溜め池が築かれている。川辺村農協の指導で昭和25年から馬鈴薯栽培が始まり、のちに優良産地となる。水不足が最終的に解消をみたのは、女神湖からの水路が開削された、小諸市発足後の昭和49年のことだった。住民らの喜びは、御牧ヶ原公民館前に建立された石碑に刻まれた「あゝありがたきかな此の水」(川西土地改良区連合 理事長小山邦太郎謹書)から窺える[2]。
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歴史
脚注
参考文献
関連項目
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