席田村 (福岡県)

席田村（むしろだむら）は、福岡県筑紫郡にあった村。旧・筑前国。1933年4月1日に早良郡姪浜町と同時に福岡市へ編入され、自治体としては廃止された。現在は博多区・東区の一部となっている。

むしろだむら 席田村
廃止日	1933年4月1日
廃止理由	編入合併 姪浜町、席田村 → 福岡市
現在の自治体	福岡市
廃止時点のデータ
国	日本
地方	九州地方
都道府県	福岡県
郡	筑紫郡
市町村コード	なし（導入前に廃止）
面積	12.49 km2.
総人口	4,103人 （国勢調査、1930年）
隣接自治体	福岡市、筑紫郡那珂村、大野村、糟屋郡箱崎町、志免村、宇美町
席田村役場
所在地	福岡県筑紫郡席田村
座標	北緯33度35分47秒 東経130度27分16秒
ウィキプロジェクト

地理

那珂郡と糟屋郡に挟まれた、御笠川東岸の低地に位置していた。

町村制施行の時点で、一郡一村であったが、地元の伝承や貝原益軒の『筑前国続風土記』によると、那珂郡と糟屋郡のちょうど中間にあたり、どちらにも決められずに席田郡として独立させたとされている^[1]。

歴史

• 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行により席田郡金隈村、立花寺村、上月隈村、下月隈村、雀居村、平尾村、青木村、上臼井村および下臼井村の一部が合併して席田郡席田村発足。
• 1896年（明治29年）4月1日 - 郡の統合により所属郡が筑紫郡に変更^[2]。
• 1933年（昭和8年）4月1日 - 早良郡姪浜町とともに福岡市へ編入。同日席田村廃止。

交通

空港

現在は旧村域に福岡空港が所在するが、当時は未開港。

鉄道

現在は旧村域に福岡市地下鉄空港線の福岡空港駅が所在するが、当時は未開業。