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惑星のかけら (アルバム)
スピッツのオリジナル・アルバム ウィキペディアから
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『惑星のかけら』(ほしのかけら)は、日本のロックバンド・スピッツの3作目のオリジナルアルバム。1992年9月26日にポリドールより発売。
概要
- 同年4月にオーケストラ色豊かな『オーロラになれなかった人のために』を出した反動から、グランジ色の強い歪んだギターが中心のロックサウンドが特徴的な作品になっている。メンバーは「音のエコー感は『オーロラになれなかった人のために』での経験を活かせた」と語る。
- ボーカルの草野マサムネは、この頃作詞の時、イメージと出来上がった言葉とのギャップにかなり悩んでいたという。
- エンジニアにはインディーズ時代のアルバム『ヒバリのこころ』を手掛けた牧野英司が再び起用された。
- カバーモデルの少年は吉田健吾[1]。CDでは「Special Thanks」にクレジットされているが、1997年に発売されたアナログ盤には「Cover Model」としてクレジットされている。なお、ジャケット裏のメンバーの写真はマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのアルバム『イズント・エニシング』のジャケット写真を意識したもの[2]。
- 現在オリジナル盤は廃盤となり、LAのエンジニア、スティーヴン・マーカッセンによりリマスタリングを施して、2002年10月16日に再発。音楽評論家小野島大によるライナーノーツが封入されている。2008年12月17日にはSHM-CDとして再発売された(内容は同じ)。
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収録曲
楽曲解説
- 惑星のかけら
- ハニーハニー
- 僕の天使マリ
- オーバードライブ
- アパート
- 失恋を歌った曲。アマチュア時代初期の代表曲「泥だらけ」が原曲であると言われているが、殆ど原形をとどめていない。
- シュラフ
- 白い炎
- 手拍子も入っているノリの良い曲。歌詞中の「GAS」という部分が歌詞カードではタンクローリーのような絵の中に書いてある。
- 波のり
- 日なたの窓に憧れて
- 後に5thシングルとしてリカット。終始鳴り続けるシーケンスの発案者は草野である。
- ローランダー、空へ
- ローランダーとは低地に住む人という意味である。
- リコシェ号
- インストゥルメンタル。元々は歌ものであったが、草野の「この曲インストでもいいかもね」という一言でインストに決まった。歌詞は記載されていないが、「ゴーゴーゴーリコシェ」とだけ歌っている。P-MODELのことぶき光がシンセサイザーで参加している。
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アナログ盤
- Spitz Analog Disc Collection Vol.5として、アナログ盤が1997年5月5日にリリースされた。
- Spitz Analog Disc Collectionシリーズでは唯一のブラック・ビニール仕様。
- 根本敬によるオリジナルコミックを収録。
- 最初の3曲「リコシェ号」「日なたの窓に憧れて」「惑星のかけら」は曲間がなくつながっている。また、「僕の天使マリ」の出だしのSE及び「波のり」の出だしのカウントはカットされている。
- 曲順、構成は以下の通り。
演奏
- 草野マサムネ:Vocals, Guitars Harmonica, Samba Whistle
- 三輪テツヤ:Guitars, Banjo
- 田村明浩:Bass
- 崎山龍男:Drums, Percussion
- 長谷川智樹:Acoustic Piano (6), Hammond Organ (11)
- 古村敏比古:Flute (6)
- ことぶき光:Analog Synthesizer (7.11)
- 寺本りえ子:Backing Vocals (3.4.11)
出典
参考文献
関連項目
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