トップQs
タイムライン
チャット
視点

我孫子智美

日本の陸上競技選手 ウィキペディアから

我孫子智美
Remove ads

我孫子 智美(あびこ ともみ、1988年3月17日 - )は、日本の元陸上競技選手。専門は棒高跳滋賀県草津市出身。同志社大学から光泉ACを経て、滋賀レイクスターズに所属していた。

概要 我孫子智美, 選手情報 ...
Remove ads

経歴

学生時代

光泉中学校時代は走高跳を専門としていたが[1]光泉高等学校入学後に顧問の勧めにより棒高跳を始める[1][2]2005年に高校歴代2位の4m00cmを記録した。

同志社大学進学後は2006年から2009年までの日本インカレを4連覇し、日本学生記録を6度更新した[3][4]。2008年には第92回日本選手権で初優勝を果たした。大学進学後も、光泉高校を練習拠点としている[5][6]

選手として

大学卒業後の2010年4月からは光泉ACに所属して競技を続けた後、同年7月から滋賀レイクスターズに所属している。第94回日本選手権で優勝し、11月のアジア大会では銅メダルを獲得した。2012年6月9日の第96回日本選手権において、従来の日本記録を4cm上回る4m40cmの日本新記録をマークして3連覇を達成し[7]ロンドンオリンピック日本代表に選出された。ロンドンオリンピックでは4m25cmをマークし、予選19位タイとなった。

しかし、ロンドンオリンピック後は「日本記録保持者」の重圧や故障に苦しみ、リオデジャネイロオリンピックへの出場を逃している[8][9]2016年から滋賀レイクスターズ陸上スクールのコーチ[注 1][10]を兼任し、2017年の日本選手権で5度目の優勝を果たした。

その後、東京オリンピックへの出場を目指したが再び故障に苦しみ[9]、同オリンピックへの出場を逃している。

引退まで

2020年8月に開催された滋賀県選手権の試合中に右肩を脱臼し、翌月に手術を行ったが、同年12月に現役引退を決断した[8][9][11]2021年3月に滋賀県庁で引退会見が開かれ[8][9][11]、翌月には滋賀県立体育館(ウカルちゃんアリーナ)で引退セレモニーが開催された[10]。引退後は滋賀レイクスターズのスタッフとして活動している[1][9][10]

Remove ads

主な成績

  • 2005年 - 世界ユース選手権 10位
  • 2006年 - 日本選手権 3位
  • 2006年 - 日本インカレ 1位
  • 2006年 - 世界ジュニア選手権 7位
  • 2007年 - 日本インカレ 1位
  • 2008年 - 日本選手権 1位
  • 2008年 - 日本インカレ 1位
  • 2009年 - 日本選手権 2位
  • 2009年 - 日本インカレ 1位
  • 2009年 - 東アジア大会 3位
  • 2010年 - 日本選手権 1位
  • 2010年 - アジア大会 3位
  • 2011年 - 日本選手権 1位
  • 2012年 - 日本選手権 1位 4m40cm(日本新)
  • 2012年 - ロンドンオリンピック 予選19位タイ
  • 2014年 - 仁川アジア大会 2位
  • 2015年 - 第21回アジア選手権 3位
  • 2016年 - アジア室内競技大会 3位
  • 2016年 - テキサスリレー 1位
  • 2017年 - 織田記念陸上 1位
  • 2017年 - 日本選手権 1位
Remove ads

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads