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手樽駅
宮城県宮城郡松島町手樽にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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手樽駅(てたるえき)は、宮城県宮城郡松島町手樽[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線の駅である。日本三景・松島(特別名勝松島、県立自然公園松島)の一角に位置する[3][4]。
松島湾の一部を構成する入り江「手樽浦」(北緯38度23分18.5秒 東経141度5分4.6秒)に突き出した岬(北緯38度23分13.3秒 東経141度5分33.7秒)の上に当駅は造られ、1928年(昭和3年)に宮城電気鉄道の駅として開業した。高城町駅との間の線路は手樽浦上を横切るように設置された。1944年(昭和19年)に国有化され、仙石線の駅となった。
1956年(昭和31年)より、駅周囲の手樽浦を干拓する工事が着工し、舘崎と錢神とを繋ぐ潮受堤防(現・手樽公園、北緯38度22分44.2秒 東経141度5分39.5秒)が築かれた[5]。干拓事業は1968年(昭和43年)に完了し、当駅は海に囲まれた状態から一面の田圃に囲まれるようになった[5]。
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歴史
- 1928年(昭和3年)4月10日:宮城電気鉄道の駅として開業[2]。
- 1944年(昭和19年)5月1日:宮城電気鉄道の国有化により[2]、運輸通信省の駅となる。路線名は仙石線に改称。
- 1956年(昭和31年)7月9日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1958年(昭和33年)10月1日:荷物の扱いを廃止[2]。無人駅化[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。
- 2003年(平成15年)10月26日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[7]。
- 2011年(平成23年)3月11日:東北地方太平洋沖地震とそれに伴う大津波の影響により、全線で不通となる。
- 2015年(平成27年)5月30日:仙石線の全線復旧により、営業を再開[8]。ただし、仙石東北ラインの列車は停車しない[9]。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][10]。
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駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅である。仙台方に構内踏切があり、線路を挟んだ反対側の道路からの出入りとなる。かつては相対式ホーム2面2線の構成で、駅舎も存在していた。
多賀城駅管理の無人駅である。ホーム上に簡易Suica改札機と乗車駅証明書発行機が設置されている。
- 待合室外観(2023年8月)
- 待合室内(2023年8月)
- 構内踏切(2025年2月)
利用状況
「松島町統計資料」によると、1999年度(平成11年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった[11]。
以下に示す乗車人員数は推計値である[11]。なお、2005年度(平成17年度)以降については、正確な数値が掴めないことにより、公表されていない[12]。
駅周辺

2015年(平成27年)5月29日まで運行されていた代行バスの乗り場は、駅南側の県道沿いに設置されていた。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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