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放課後の王様

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放課後の王様(ほうかごのおうさま)は、セント・ギガで1995年4月23日から1996年3月30日まで放送されたラジオ放送枠、およびラジオ番組

概要 放課後の王様, ジャンル ...
概要 サンデー・バカボン, ジャンル ...

月 - 土曜日の帯ワイド番組枠として開始したが、1995年9月よりワイド番組枠としては終了し単独帯番組となった。同時に開始し7月に吸収された日曜枠サンデー・バカボンについても説明する。

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概要

「放課後の王様」「サンデー・バカボン」とも、BS放送の有料ラジオ局セント・ギガが、任天堂との新事業となるサテラビュー向け無料データ放送との連動を目的に、1995年4月23日より毎日16:00 - 19:00へ設置した無料ラジオ放送枠「スーパーファミコンアワー」内で開始した。セント・ギガと契約することなくBS受信機のみで聴けたほか、サテラビューとスーパーファミコンをBS受信機に接続するとテレビゲームや内容を補完するデジタルマガジンを利用しながら聴くことができた。

4月23日に「放課後の王様」初回特番を放送し、翌24日からのレギュラー放送は月曜 - 土曜 16:00 - 19:00の帯ワイド番組枠として曜日別のパーソナリティによる番組を軸に複数の内包番組を挿入する編成とされた。4月30日より毎週日曜同時刻には2番組を内包した別枠「サンデー・バカボン」を開始した。

7月中旬に学校の夏休み期間へ合わせた夏休みの王様(なつやすみのおうさま)への改題とサンデー・バカボンの吸収、パーソナリティ交代、ゲーム関連番組との2部制化など大規模な改編がされ、9月には再改題と時間短縮・内包番組の独立を経て60分の単独帯番組となった。以後10月の水曜パーソナリティ交代以外大きな変更はなく、1996年3月末まで放送された。

スーパーファミコンアワーではすべての番組でリスナープレイヤーと称し、ラジオネームを「プレイヤーネーム」と言い換えて紹介した。データ放送で配信されたデジタルマガジンは、ラジオのコーナー説明・出演者や作品の紹介・宛先告知などの文章に、出演者などの写真やゲーム画面の実写取り込み・イメージイラストによる画像を添えたもので、プレイヤーから投稿されたメッセージ・写真・イラストが掲載されることもあった。ゲームとデジタルマガジンはデータ放送運営時間12:00 - 翌日2:00のうちラジオ番組と連動のない時間帯にも放送され、受信後は放送時間外にも利用することができた。

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パーソナリティ

火・木・土曜日を担当する爆笑問題をメインに、他曜日は各々別のパーソナリティが担当した。

さらに見る 期間, 月曜日 ...
  • 月 - 土曜日内包番組のパーソナリティは省略。
  • パーソナリティのほかアシスタントを含む。
  • S.O.Sは当番組企画による女性3人組アイドルユニット[1][2]

同時放送ゲーム

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内包番組

要約
視点

開始日のない番組は1995年4月24日 - 30日より開始。特番など一部番組を除き1995年9月より単独番組となり1996年3月末まで継続した。

月 - 土曜日帯番組
  • AK LIVE ヒットギャング」 - 音楽番組。枠解消に伴い9月第2週より放送曜日を月 - 水曜に縮小[3]。10月より日 - 水曜へ再拡大[4]
  • 櫛田理子[注釈 2]「ゲーム虎の大穴」 - ゲーム情報番組。
    • 18:30 - 40の10分番組として開始。放送開始企画として4月24日 - 5月27日にかけスクウェアハドソンアスキーエニックスバンダイの順で各社特集を1週ずつ放送[注釈 3][注釈 4][注釈 5][注釈 6]
    • 特集終了後は当時のゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』、『ファミコン通信』および『サテラビュー通信』、『Theスーパーファミコン』と提携し、曜日ごとに異なる企画を放送。
    • 夏休みの王様期間より「ゲーム虎の大穴スペシャル」へ改題、18:00 - 19:00ゲームワイド枠のメイン番組となり時間拡大。18:20 - 40にハドソン、エニックス、スクウェア、任天堂の番組を内包[11][12]
      • 木 ‐ 土曜に放送された任天堂の番組では石井康嗣が「ギャラクター石井」としてパーソナリティを担当。
    • 枠解消に伴い9月第2週より水曜を「エニックス情報局」とし、放送日時を水 - 金曜17:30 - 18:00、土曜17:30 - 18:20に縮小。内包番組は一部除き独立・継続[注釈 7][注釈 8][注釈 9][注釈 10]。11月より土曜も17:30 - 18:00に縮小。
    • 1996年度には「ゲーム虎の超大穴」へ改題、日曜17:20 - 18:00に縮小し年度末まで継続。その後は不定期特番として1998年度初週まで放送。
月曜日
  • 杉山佳寿子[注釈 11]「UNDAKE30 鮫亀大作戦」[注釈 12] - 6月5日開始[2]。ゲーム『鮫亀』の放送をはじめとしたハドソンのゲーム情報番組。夏休みの王様期間はゲームワイドへ内包。
火曜日
水曜日
  • 穴井夕子 「ウチにおいでヨ!」 - 月曜メインパーソナリティより移動し7月19日開始[5][22]。8月30日終了[23]
  • 平松広和「FF CLUB」- ゲームワイド内包番組として7月19日開始[11][24]ファイナルファンタジーシリーズ製作スタッフのインタビューなどスクウェアのゲーム情報番組。9月は火曜へ移動し[14]再編集版を放送。10月に新番組「スクウェアまがじん」へ移行し[4][25]1996年3月末まで継続。
木曜日
  • 細川ふみえ 「素敵に片想い」
  • ギャラクター石井「ワリオの森 パーフェクトガイド」- ゲームワイド内包番組として7月20日開始[26]。8月31日終了。『ワリオの森』の攻略特集番組。
金曜日
  • 裕木奈江 「明日になれば…」 - 枠解消後の1995年11月よりゲーム『KONAEチャンのどきどきペンギン家族』を放送。年度末に終了し、1996年度の日曜17:00 - 17:20に後継番組「裕木奈江のGE-MUの壺」を放送。
  • ギャラクター石井『サテラQ』 - ゲームワイド内包番組として7月21日開始[27]。ラジオを聴きながら遊ぶクイズゲーム。9月以降放送形態や曜日の変更・不定期化を経て継続し、任天堂の放送事業撤退直前となる1999年3月28日 - 4月3日放送分『サテラQ 進Qおめでとう ピカピカのQ年生!』が最終回となった。
土曜日
  • 内田有紀 「夕暮れストリートキッズ 」 - ホリ電機ジグソーパーティー』の改変版となるジグソーパズルゲームを放送。プレイヤー公募によりゲームタイトルが『有紀のジグソーキッズ』となる。枠解消後の1996年2月よりゲームを間違い探し『有紀のWAIWAIキッズ』に変更。
  • ギャラクター石井『BSスーパーデジタルまちがいさがし わいわいチェック』 - ゲームワイド内包番組として7月22日開始[28]。ラジオを聴きながら遊ぶ間違い探しゲーム。9月以降放送形態の変更、不定期化を経て1996年3月末まで継続。
日曜日

特番を除き「サンデー・バカボン」枠で開始し、7月「夏休みの王様」への改題・改編とともに吸収。9月3日のみ「放課後の王様」として放送し[29][30]、枠解消とともに翌週10日より独立。

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番組表

要約
視点

1995年4月 放送開始時

一部文献に掲載された開始前公表の仮番組名[注釈 14]、月曜17:30「UNDAKE30 鮫亀大作戦」は修正・省略した。出典[9][10][20][36]

さらに見る 時刻, 月曜日 ...

1995年8月 夏休みの王様

出典[37][38][39]

さらに見る 時刻, 月曜日 ...

1995年10月 単独番組転換後

枠解消による単独番組への転換後かつ水曜パーソナリティ交代後。枠解消で独立した番組などスーパーファミコンアワーの他番組も掲載した。出典[40][41]

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番組の変遷

1995年

  • 4月23日
    • 16:00より初回特番 放課後の王様スペシャルをデータ放送サービス本放送とともに開始。パーソナリティは爆笑問題、しましまんずほか[42]。各番組のパーソナリティ、宮本茂堀井雄二のメッセージも放送[43]
    • データ放送ではデジタルマガジンのほか、「ジグソーパズルゲーム」『ワリオの森 爆笑バージョン』『タモリのピクロス』『鮫亀』を放送[43]
  • 4月24日
    • 放課後の王様 レギュラー放送開始。放送日時は月 - 土曜 スーパーファミコンアワー全時間枠の16:00 - 19:00。月曜は穴井夕子、火・木・土曜は爆笑問題、水曜はしましまんず、金曜はS.O.Sがメインパーソナリティを担当。
  • 4月30日
    • サンデー・バカボン開始。毎週日曜16:00 - 19:00。内包番組は2時間番組「狼が来た!!」、1時間番組「サバチーチカレッジ タモロス博士のサンデーゼミナール」。
  • 6月5日
    • 月曜内包番組「UNDAKE30 鮫亀大作戦」開始[2]
  • 7月10日
    • 月曜パーソナリティの穴井夕子による放送終了。
  • 7月14日
    • 金曜パーソナリティのS.O.Sによる放送終了。
  • 7月17日 - 23日
    • 放課後の王様が夏休みの王様へ改題[44]し、サンデー・バカボン枠を吸収[45]
      • 曜日別パーソナリティ枠は内包番組含む16:00 - 18:00の2時間に短縮。
      • 月 - 土曜16:00 - 18:00をトーク&ミュージックワイド、18:00 - 19:00をゲームワイドとし2部制化[46]。ゲームワイドでは「ゲーム虎の大穴スペシャル」へゲーム会社によるゲーム関連番組を内包。
      • 日曜16:00 - 18:00「狼が来た!!」が2時間から1時間へ短縮し、「サバチーチカレッジ」が18:00より1時間繰り上げ17:00に移動。18:00 - 19:00は特番枠となる。
    • 17日 月曜パーソナリティが伊集院光・内海ゆたおに交代[44]→「伊集院光の放課後の王様」、「UNDAKE30 鮫亀大作戦」がゲームワイド内包番組となる。
    • 18日 火曜ゲームワイド内包番組「夏休みドラゴンクエストスペシャル」開始[11][21]
    • 19日 水曜パーソナリティに鈴木紗理奈が加入。トーク&ミュージックワイド内包番組「ウチにおいでヨ!」、ゲームワイド内包番組「FF CLUB」開始[11][24]
    • 20日 木曜ゲームワイド内包番組「ワリオの森 パーフェクトガイド」開始[26]
    • 21日 金曜パーソナリティが松本梨香・三重野瞳に交代。ゲームワイド内包番組『サテラQ』開始[27]
    • 22日 土曜ゲームワイド内包番組『BSスーパーデジタルまちがいさがし わいわいチェック』開始[28]
  • 8月6日
    • 夏休みの王様特番として、ラジオ番組とデータ放送のゲームを融合させた1時間限定の音声連動ゲーム『BSゼルダの伝説』を18:00より放送開始[47]。27日まで毎週日曜同時刻に全4話放送。
  • 8月29日
    • 「夏休みドラゴンクエストスペシャル」終了。
  • 8月30日
    • 「ウチにおいでヨ!」終了[23]
  • 8月31日
    • 「ワリオの森 パーフェクトガイド」終了。
  • 9月1日
    • 放課後の王様へ再改題[30][48]
  • 9月4日 - 10日
    • 毎日3時間のワイド番組枠から月 - 土曜16:00 - 17:00の1時間単独帯番組へ転換。ワイド番組放送枠としては終了。
      • 月 - 土曜トーク&ミュージックワイドの内包番組は17:00 - 17:30枠に、ゲームワイドのゲーム情報番組は月 - 金曜17:30 - 18:00、土曜17:30 - 18:20枠へ移動・独立。
    • 9日より土曜18:20 - 19:00にて『わいわいチェック』『サテラQ』の連続放送枠「わいわいでQ」開始[49]。この枠による両番組の放送は10月28日まで継続[41]
  • 10月4日
    • 水曜パーソナリティのしましまんず・鈴木紗理奈による放送終了。
  • 10月11日
    • 水曜パーソナリティが日曜より移動の泉谷しげる・浜崎あゆみに交代[50]

1996年

  • 3月25日
  • 3月27日
    • 泉谷しげる・浜崎あゆみの水曜版終了。
  • 3月29日
    • 松本梨香・三重野瞳の金曜版終了。
  • 3月30日
    • 爆笑問題の土曜版をもって番組終了。翌年度の後継番組は土曜18:00 - 19:00「爆笑問題のシリコン町内会」。
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脚注

関連項目

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