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文珠駅

かつて北海道歌志内市にあった北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

文珠駅
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文珠駅(もんじゅえき)は、北海道空知管内歌志内市字文珠にかつて置かれていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)歌志内線鉄道駅廃駅)である。電報略号モユ事務管理コードは▲131601[2]

概要 文珠駅, 所在地 ...
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1976年の文珠駅と周囲500m範囲。左が砂川方面。南に見える高台の先に上砂川の市街があり、直線距離にして700 m程しか離れていない。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
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歴史

この地域には、三井文珠炭礦や住友歌志内炭礦の炭鉱住宅地が作られていた[3]。この地への駅設置の陳情は、1938年昭和13年)12月の当時の歌志内村の村長によるもの以来数度に渡って行われてきたが、戦前は実現せず、戦後になって両社の関係者からの強い要望により設置された[3]

年表

駅名の由来

地域名より。付近の文殊炭鉱に由来する。

もともと当地は開拓初期にもんぺを穿いて炭焼きを生業としていたことから、「モンペの沢」と呼ばれていた[7]。しかし、1895年明治28年)に大分出身の阿部岩次郎が当地で炭鉱を発見し、1902年(明治35年)に結城虎五郎が譲り受け、西田仁三郎・斉藤知一を加えた3者で共同経営を始めることとなった。これにあたり「三人寄れば文殊(文珠)の知恵」のことわざにちなみ炭鉱名が命名され[7][8]、その後地域名となった[9][注 1]

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駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する無人駅であった。

周辺施設

南南西2kmほどのところに上砂川支線東鶉駅があった。

駅跡

2021年から2022年にかけて旧歌志内線のうち歌志内市にあった5駅に駅名標レプリカを駅跡地に設置する事業が行われ、当駅にも設置されている[10](文珠駅には2022年度に設置[11])。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
歌志内線
焼山駅 - 文珠駅 - 西歌駅

脚注

関連項目

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