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日本メジフィジックス
日本の東京都江東区にある製薬会社 ウィキペディアから
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日本メジフィジックス株式会社(にほんメジフィジックス、英: Nihon Medi-Physics Co.,Ltd.)は、住友化学とGEヘルスケア折半出資による製薬会社。
日本国内での放射性医薬品の大手メーカーで[2]、東京都江東区に本社を置く。
2025年3月31日付で、住友化学が保有する全株式がGEヘルスケアに譲渡される予定であると同時に、GEヘルスケアの完全子会社となる予定[3][4]。
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主な製品
日本の民間企業としては初めてサイクロトロンを自社所有し[5]、核医学画像診断やポジトロン断層法(PET診断)、放射線療法に用いられる放射性医薬品の研究・開発や製造、販売を行う。
2005年(平成17年)にポジトロン断層法(PET診断)用の薬剤を国内で初めて販売した[2]。
2010年11月には、ドイツのHeyl社が製造する放射性セシウム体内除去剤「ラディオガルダーゼ」の日本における販売承認を取得[6]。2011年の東日本大震災による福島第一原子力発電所事故を受け、Heyl社より緊急輸入した同剤を被災地に無償で提供する[7]。 また同薬は2012年にタリウム中毒への使用の適応が追加された
沿革
- 1973年(昭和48年)3月 - アメリカのメジフィジックス社、住友化学工業(現住友化学)、住友商事の合弁により会社設立。
- 1974年(昭和49年)5月 - 宝塚工場竣工。
- 1975年(昭和50年)3月 - メジフィジックス社が資本撤退、代わって日本ロシュが資本参加。
- 1983年(昭和58年)10月 - 千葉工場竣工。
- 1990年(平成2年)7月 - 兵庫工場竣工。
- 1991年(平成3年)10月 - 創薬研究所竣工。
- 1994年(平成6年)3月 - 日本ロシュが資本撤退、同年12月にイギリスのアマシャム社が資本参加。
- 1996年(平成8年)10月 - 住友商事が資本撤退。
- 2004年(平成16年)4月 - GEグループがアマシャムを買収した事により、住友化学とGEヘルスケアの2社の出資となる。
- 2005年(平成17年) - ポジトロン断層法(PET診断)用の薬剤を国内で初めて販売[2]。
- 2025年(令和7年) - 住友化学が保有する全株式をGEヘルスケアに譲渡する予定。
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主な事業所
不祥事
脚注
外部リンク
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