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旧長崎大司教館

長崎県長崎市にある歴史的建造物 ウィキペディアから

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旧長崎大司教館(きゅうながさきだいしきょうかん)は、長崎県長崎市南山手にある県文化財に指定される歴史的建造物。

概要 旧長崎大司教館, 情報 ...
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大浦天主堂(左)と旧長崎大司教館(右)と旧羅典神学校(中央奥)

概要

カトリック長崎司教区(現・カトリック長崎大司教区)の司教館(司教公邸)として、パリ外国宣教会宣教師マルク・マリー・ド・ロMarc Marie de Rotz)と鉄川与助の共同設計、鉄川与助の施工により1915年大正4年)に竣工した。当時の司教座聖堂であった大浦天主堂に隣接して建てられ、1962年昭和37年)に司教座聖堂が浦上教会に移された後も、1989年平成元年)に現在の大司教館が浦上教会の近くに新築されるまでの間、大司教館として使用されていた。日本のカトリック教会大司教区(東京・大阪・長崎)の司教館の中で、唯一ほぼ完全な形で現存する戦前の遺構である。その歴史的かつ建築史的価値の高さと希少性から、2011年平成23年)3月に県の文化財に指定された[1]

2007年(平成19年)にユネスコ世界遺産(文化遺産)暫定リストへ掲載が決まった「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の中では「大浦天主堂と関連施設」として構成資産の一つにもなっている[2][3]

1998年4月、カトリック長崎大司教区が運営する「長崎コレジオ」として、司祭を目指す神学生の養成施設となる。2013年4月には福岡に移転。名称も「福岡コレジオ」となった[4]

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建築概要

  • 所有者 - カトリック長崎大司教区
  • 設計 - マルク・マリー・ド・ロ、鉄川与助
  • 竣工 - 鉄川与助
  • 構造 - 煉瓦造、一部木骨煉瓦造・木造
  • 規模 - 地上3階・地下1階
  • 屋根 - 北側は切妻、南側は和瓦の寄棟
  • 間口 - 35.86メートル
  • 奥行 - 13.68メートル
  • 建築面積 - 490平方メートル

所在地

交通アクセス

周辺

脚注

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関連項目

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