トップQs
タイムライン
チャット
視点

春咲小紅

ウィキペディアから

Remove ads

春咲小紅」(はるさきこべに)は、矢野顕子の5枚目のシングル。1981年2月1日発売。発売元はジャパンレコード(現・徳間ジャパンコミュニケーションズ)。

概要 「春咲小紅」, 矢野顕子 の シングル ...

背景

  • カネボウ化粧品の1981年春のキャンペーンのCMソングに起用され、5枚目のスタジオアルバム『ただいま。』(1981年5月1日発売)にも収録された。
  • アルバムはシングルほどのヒットには至らなかった[1]

制作

  • 作詞はコピーライター糸井重里が担当した。この年カネボウは「春咲小紅ミニミニ」のキャンペーン・タイトルで、容量を従来品の半分にした新製品の口紅「レディ80ミニ口紅」を中心にキャンペーンを行っていた。
  • 「春咲小紅」とは新製品の口紅を漢字で表現したもので、当時カネボウが北京空港免税店に初出店したばかりであったことから、中国のイメージを出すため漢字が用いられた[2][3]
  • この語はCM曲となった矢野の曲の表題ともなっているほか、歌詞の中にも取り入れられている。
  • 「春咲小紅」(はるさきこべに)が「春先、神戸に」(はるさきこうべに)と聞こえることから、最初に発表された年に開催された、神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)と関係のある曲と誤解していた例も見られる[4]
  • 編曲のymoymo(イモイモ)はイエロー・マジック・オーケストラのツアー時のメンバー6人(細野晴臣坂本龍一高橋ユキヒロ松武秀樹大村憲司・矢野顕子)によるこの時だけの表記。
  • ひとつだけ/the very best of 矢野顕子』のライナーノーツには「CMの為に割り切って製作した楽曲なのでそんなに愛着がない楽曲だった」と記している。
  • カップリングの「在広東少年は」はアルバム『ごはんができたよ』とは別アレンジバージョンとなっている。コンピレーション盤『愛がたりない』にも収録されている。
Remove ads

ディスクジャケット

記録

  • オリコン週間シングルチャート最高位5位にチャートイン、37.0万枚を超える売上を記録[5]
  • ザ・ベストテン』(最高位は3位[6])と『ザ・トップテン』にランキングされたが、ランキングされた際に出演したのは『ザ・ベストテン』[注釈 1]のみで、『ザ・トップテン』には出演しなかった。

収録曲

  1. 春咲小紅
    作詞:糸井重里、作曲:矢野顕子、編曲:ymoymo
  2. 在広東少年
    作詞・作曲・編曲:矢野顕子

他のバージョン

Remove ads

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads