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ひみつの花園 (1997年の映画)

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ひみつの花園』(ひみつのはなぞの)は、1997年に劇場公開された矢口史靖監督による日本映画。お金好きな女の子が樹海の5億円目指して行く様を描いたスラップスティック・コメディ。西田尚美の初主演映画。

概要 ひみつの花園, 監督 ...

第7回日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞(西田)、第17回ハワイ国際映画祭審査員特別賞&主演女優賞(西田)、第21回日本アカデミー賞新人俳優賞(西田)を受賞。第2回釜山国際映画祭「新しい波」部門出品。

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惹句

誰もワタシを止められない。

ストーリー

鈴木咲子は幼少の頃からお金を貯めるのも見せびらかすのも大好きで、それが高じて銀行員となったが、突然銀行強盗に巻き込まれてしまい、拉致される。ところが咲子が乗せられた銀行強盗の車は富士の樹海で横転事故を起こし、爆発炎上。咲子は5億円の札束の入ったスーツケース諸共激流に転落し、樹海へと流されるが、幸いにも九死に一生を得る。だが樹海の奥のぽっかり池の底へ沈んだ5億円のことが忘れられない咲子は、まず大学に入ってから地質学を学び、次に車の免許取得、それからロッククライミング、スキューバダイビング等を次々とマスターしていく。いつか五億円を樹海から拾い上げてやるというただそれだけのモチベーション赴くままに咲子はひたすらゴーイングマイウェイに前進する。

キャスト

エピソード

  • 東宝ぴあ提携による「YES!レーベル」第2回作品として制作された。1回目は橋口亮輔監督『渚のシンドバッド』だったが、二作きりで打ち止めとなっている。
  • この映画は当初「漱石を追え」なる東宝から持ちかけられた企画で、銀行強盗の一味が金の隠し場所を書いた千円札を追いかけるという設定だった。
  • 主人公・鈴木咲子のキャラモデルは、幼少の頃の矢口史靖監督自身とのこと。
  • 審査員特別賞と主演女優賞の二冠受賞した第17回ハワイ国際映画祭の授賞セレモニーに出席した西田尚美は、「賞状はいいから、その分のお金を頂戴!」と自ら演じた咲子役のセリフにちなんだスピーチを披露。会場内の爆笑を誘った。
  • 1999年には『山銭水銭』なるタイトルで韓国映画としてリメークされた。だが監督がキム・セギョクからイ・ビョンホン主演『誰が俺を狂わせるのか』のク・イムソに、ヒロインの相手役がキム・ジンからカン・ソンジンに交代するというトラブルがあり、内容も低評価に終わった。
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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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