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最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか
日本のライトノベル作品、テレビアニメ番組 ウィキペディアから
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『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』(さいごにひとつだけおねがいしてもよろしいでしょうか)は、鳳ナナによる日本のライトノベル。小説投稿サイト「アルファポリス」(アルファポリス)にて2018年4月より連載され[2]、書籍版がレジーナブックス(アルファポリス)より同年8月から刊行されている。略称は「さいひと」[3]。2025年8月時点で、漫画・電子版を含めたシリーズ累計部数は187万部を突破している[4]。
メディアミックスとして、ほおのきソラによるコミカライズが同サイトにて2019年6月より連載中[5]。2025年にはテレビアニメが放送中[1]。
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あらすじ
パリスタン王国第二王子カイルの婚約者だったスカーレットは、心変わりしたカイルから婚約破棄される。元々カイルを嫌っていた上、謂れのない罪を着せられた事に怒ったスカーレットは、最後の願いとしてカイルの新たな婚約者にして自身を陥れたテレネッツァを殴る。実は人を殴るのが好きだったスカーレットはこれを機に魔法と鉄拳を武器として、悪徳貴族たちに立ち向かう。
登場人物
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声の項はテレビアニメ版の声優。
- スカーレット・エル・ヴァンディミオン
- 声 - 瀬戸麻沙美[1]
- 本作の主人公[1]。氷の薔薇と呼ばれる公爵令嬢。第二王子カイルの元婚約者[6]。
- 冷静沈着で感情を表に出さず、それ故にカイルから嫌われて婚約破棄された。だが実は人を殴るのが好きという凶暴性を秘めており、それを発揮していた幼い頃は狂犬姫と呼ばれていた。兄に叱責されてカイルの婚約者になった事で控えるようになったが、婚約破棄された事で長年蓄積された不満を爆発させてカイル達に鉄拳を振るう。
- 幼い頃からカイルの理不尽な虐めに耐え続けた結果、「表情筋が死んでしまった」と自虐する程に無表情。能力は極めて高く、学力・武術・魔法全てに秀でている。拳のみで岩壁を砕き、抵抗する気が失せていたとはいえ多数の貴族を1人で倒した。
- ジュリアス・フォン・パリスタン
- 声 - 加藤渉[7]
- パリスタン王国第一王子[8]にして第一王位継承者[6]。
- 容姿端麗で能力も優秀。本気を出せば能力測定試験で常に1位だったスカーレットを凌ぐ。スカーレットの美しさと本性を知って彼女に関心を抱くが、その扱いは「面白い珍獣」としてであり、スカーレットの情報を珍獣ノートに纏めている。当然スカーレットからは対抗心と苦手意識を持たれている。
- レオナルド・エル・ヴァンディミオン
- 声 - 石毛翔弥[7]
- ヴィンディミオン家の長子で、スカーレットの兄。[6]。
- ナナカ
- 声 - 富田美憂[7]
- 獣人族の少年[8]。
- シグルド・フォーグレイブ
- 声 - 浦和希[7]
- 第二王子カイルに従う騎士[8]。真面目な性格で、それ故に我儘な主に振り回されて苦労している。
- カイル・フォン・パリスタン
- 声 - 坂泰斗[7]
- 第二王子[8]。悪徳貴族たちに担ぎ上げられ、国王の座を狙っている[9]。器量が小さく、能力も低い所謂「バカ王子」。幼い頃から婚約者であるスカーレットを付き人・奴隷扱いして虐めていた。
- テレネッツァに乗せられて舞踏会の場でスカーレットとの婚約を破棄するが、常々不満を抱えていたスカーレットの怒りを爆発させてしまい、テレネッツァに続いて殴り飛ばされた。
- テレネッツァ・ホプキンス
- 声 - 加隈亜衣[7]
- 男爵家の娘。カイルの新しい婚約者[8]。
- 可憐でひ弱な淑女を装っているが実は狡猾な策略家で、カイルの妻になろうとスカーレットを陥れた。だがスカーレットの本性は見抜けず、彼女に殴り飛ばされた。
- ローザリア
- 声 - 天城サリー[3]
- スカーレットの友人[3]。優秀な彼女を純粋に尊敬している。
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既刊一覧
小説
- 鳳ナナ(著)・沙月(イラスト) 『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』 アルファポリス〈レジーナブックス〉、既刊6巻(2025年7月10日現在)
- 2018年8月6日発行[10]、ISBN 978-4-434-24925-9
- 2018年12月3日発行[11]、ISBN 978-4-434-25375-1
- 2023年4月5日発行[12]、ISBN 978-4-434-31786-6
- 2024年2月5日発行[13]、ISBN 978-4-434-33147-3
- 2024年10月5日発行[14]、ISBN 978-4-434-34529-6
- 2025年7月10日発行[15]、ISBN 978-4-434-35969-9
漫画
- 鳳ナナ(原作)・ほおのきソラ(作画) 『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』 アルファポリス〈レジーナコミックス〉、既刊9巻(2024年10月5日現在)
- 2020年3月5日発行[16]、ISBN 978-4-434-27024-6
- 2020年11月5日発行[17]、ISBN 978-4-434-28015-3
- 2021年8月5日発行[18]、ISBN 978-4-434-28679-7
- 2021年9月5日発行[19]、ISBN 978-4-434-29284-2
- 2022年4月5日発行[20]、ISBN 978-4-434-30104-9
- 2022年10月5日発行[21]、ISBN 978-4-434-30894-9
- 2023年4月5日発行[22]、ISBN 978-4-434-31776-7
- 2023年12月31日発行[23]、ISBN 978-4-434-33140-4
- 2024年10月5日発行[24]、ISBN 978-4-434-34076-5
テレビアニメ
要約
視点
2025年10月よりTOKYO MXほかにて放送中[7][25]。
スタッフ
- 原作 - 鳳ナナ[25]
- 原作イラスト - 沙月[25]
- 漫画 - ほおのきソラ[25]
- 監督 - 坂本一也[25]
- シリーズ構成 - 赤尾でこ[25]
- キャラクターデザイン - 芳我恵理子[25]
- プロップデザイン - 荒木一成[25]
- モンスターデザイン - 反田誠二、寺尾憲治、弘瀬智人[25]
- 美術設定 - 大原盛仁、ツブキケン[25]
- 色彩設計 - 野地弘納[25]
- 撮影監督 - 川田哲矢[25]
- 編集 - 山田聖実[25]
- 音響監督 - 本山哲[25]
- 音響効果 - 櫻井陽子
- 音響制作 - ビットグルーヴプロモーション
- 音楽 - 椿山日南子[25]
- 音楽制作 - アニプレックス
- 音楽プロデューサー - 山内真治
- プロデューサー - 中山信宏、太田鉄平、栗須貴大、髙橋佳那子、買場道雄、大和田智之、三浦史
- アニメーションプロデューサー - 山本航
- アニメーション制作 - ライデンフィルム[25]
- メインプロダクション - ライデンフィルム京都スタジオ[25]
- 製作 - 最ひと製作委員会(アニプレックス、アルファポリス、クランチロール、TOKYO MX、BS11、ムービック)
主題歌
各話リスト
放送局
BD / DVD
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脚注
外部リンク
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