トップQs
タイムライン
チャット
視点
東京逓信病院
東京都千代田区にある病院 ウィキペディアから
Remove ads
東京逓信病院(とうきょうていしんびょういん)は、東京都千代田区にある病院である。
Remove ads
概要
1938年(昭和13年)2月、逓信省職員と家族を対象の職域病院として開設された。1986年(昭和61年)3月、保険医療機関指定承認を受け一般開放、郵政省関係者以外の一般の患者の利用も可能となった。郵政民営化に伴い、日本郵政株式会社を開設者とする、日本郵政グループの企業立病院となった。2025年1月8日現在、千代田区選挙管理委員会より、不在者投票のできる施設の1つとして指定されている[4]。
沿革
- 1933年(昭和8年)10月 - 南弘逓信大臣が逓信省職域病院を提唱。
- 1934年(昭和9年)2月 - 東京逓信病院後援会設立。
- 1938年(昭和13年)2月 - 東京逓信病院開設。内科・小児科・外科・整形外科・耳鼻咽喉科・眼科・歯科・産婦人科・皮膚泌尿器科・物療科設置。
- 1948年(昭和23年)4月 - 小坂秀雄の設計により東京逓信病院高等看護学院を開設。
- 1949年(昭和24年)6月 - 郵政省発足。開設者が郵政省となる。
- 1972年(昭和47年)4月 - 建替のため、仮病院(現在の管理棟)を建設。仮病院での診療を開始。
- 1982年(昭和57年)4月 - 本病院(現在の診療棟)竣工。本病院での診療を開始。
- 1986年(昭和61年)3月 - 保険医療機関指定承認、一般開放実施。
- 1996年(平成8年)2月 - 救急告示医療機関となる。
- 1999年(平成11年)12月 - 労災保険指定医療機関となる。
- 2001年(平成13年)
- 2003年(平成15年)
- 2月 - 足柄逓信診療所・千葉逓信診療所を統合。
- 4月1日 - 日本郵政公社の発足に伴い、開設者が日本郵政公社となる。
- 2004年(平成16年)6月21日 - 病院機能評価認定取得。
- 2007年(平成19年)10月1日 - 郵政民営化に伴い、日本郵政株式会社が開設者として、同社グループの企業立病院となる。
- 2010年(平成22年)9月 - 人間ドックセンターがリニューアルオープン。
- 2012年(平成24年)10月 - がん相談支援室(現・がん相談支援センター)を設置。
- 2013年(平成25年)
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
- 2020年(令和2年)3月 - 地域包括ケア病棟開設。
- 2023年(令和5年)4月 - 東京都がん診療連携拠点病院の指定を受ける。
Remove ads
併設施設
いずれも診療棟の東側に隣接する管理棟(医局や事務方社員が勤務する事務室、人間ドックセンターがある建物)の中にある。なお、両棟の間には特別区道が通っており、地下1階で両棟の行き来が可能である。
- 日本郵政株式会社首都圏郵政健康管理センター
- 東京都・千葉県・栃木県に所在する郵便局等の日本郵政グループ各社事業所に勤務する社員の健康管理を受け持つ産業医・保健師が所属する。元々は当院の組織(健康管理科)であったが、民営化が予測された日本郵政公社当時、社員の健康管理業務と患者への医療業務(逓信病院)を完全に分離するとの方針に基づく組織の再編が行われ、2004年(平成16年)に当院から分離されて発足した[5]。ただし、一事業所としての規模が大きく多数の社員が勤務しているため、元々健康管理室(医務室)が設置されていた霞が関本社ビル・銀座郵便局[注釈 1]・新東京郵便局に限り、同センターの直接の受け持ちではなく、健康管理室(医務室)を引き継いだ同センターの分室が置かれている。
- 日本郵政株式会社健康管理事務センター
- 全国の健康管理施設(郵政健康管理センター、同分室)における会計・調達事務を集中して行う組織。
旧跡・旧建物

現在の東京逓信病院の敷地は福島藩上屋敷時代の敷地をほぼそのままの形で残した遺構である。さかのぼること江戸時代、東京逓信病院のある場所には福島藩の上屋敷があり、明治に入ると福島藩上屋敷跡地に陸軍軍医学校が造られる。更に陸軍軍医学校の土地を活用し東京逓信病院が現在の場所に設立された。
1936年(昭和11年)1月起工され、翌1937年(昭和12年)10月に竣工した旧建物は逓信省経理局営繕課・山田守の設計によるモダニズム建築で、映画『暖流』の舞台ともなった。第二次世界大戦中の1945年(昭和20年)5月に行われた空襲では本館外来の一部及び院内郵便局が焼失した[5]。戦後も増築されるなどしながら維持されたが、ついには建て替えられた。
診療科
医療機関の指定等
学会認定
この節の出典[6]
- 東京都指定二次救急医療機関
- 基幹型臨床研修病院(旧臨床研修指定病院)
- 労災指定病院
- 被爆者一般疾病医療機関
- 救急救命士再教育(病院実習)実施医療機関
- 生活保護法等指定医療機関
- 東京都脳卒中急性期医療機関
- 東京都感染症診療協力医療機関
- DPC対象病院
- 指定自立支援医療機関(精神通院医療)
- 東京都がん診療連携拠点病院
- 東京都難病医療協力病院
- 紹介受診重点医療機関
- 日本麻酔学会麻酔科認定病院
- 日本医学放射線学会総合修練機関
- 日本医学放射線学会画像診断管理認証施設(MRI安全管理、全身MRI、適切な被ばく管理)
- 日本内科学会認定教育施設教育病院
- 日本脳神経外科学会施設
- 日本外科学会専門医制度修練施設
- 日本整形外科学会専門医制度研修施設
- 日本眼科学会専門医制度研修施設
- 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設
- 日本病理学会研修認定施設
- 日本消化器外科学会専門医修練施設
- 日本泌尿器科学会専門医教育施設
- 日本小児科学会研修指定病院
- 日本消化器病学会専門医研修施設
- 日本皮膚科学会認定専門医主研修施設
- 日本肝臓学会認定医施設
- 呼吸器外科専門医合同委員会認定修練施設
- 日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
- 日本消化器内視鏡学会認定指導施設
- 日本超音波医学会認定超音波専門医研修施設
- 日本ペインクリニック学会指定研修施設
- 日本糖尿病学会認定教育施設Ⅰ
- 日本呼吸器学会認定施設
- 日本医療薬学会認定薬剤師制度施設
- 日本腎臓学会研修施設
- 日本リウマチ学会教育施設
- 日本乳癌学会認定関連施設
- 日本内分泌学会認定教育施設
- 日本肥満学会認定肥満症専門病院
- 日本IVR学会専門医修練施設
- 日本臨床細胞学会認定施設
- 日本手外科学会認定研修施設
- 日本がん治療認定研修施設
- 日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設
- 日本臨床細胞学会教育研修施設
- 日本病態栄養学会認定栄養管理・NST実施施設
- 日本アレルギー学会アレルギー専門医準教育研修施設
- 日本神経学会認定教育施設
- 日本形成外科学会認定施設
- 日本動脈硬化学会専門医制度教育病院
- 日本医療薬学会薬物療法専門薬剤師研修施設
- 日本感染症学会認定研修施設
- 日本高血圧学会高血圧認定研修施設
- 日本脈管学会認定施設
- 日本臨床細胞学会認定施設
- 日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会専門医制度関連施設
- 日本大腸肛門病学会認定施設
- 日本臨床神経生理学会教育施設(脳波・筋電図)
- 日本透析医学会認定施設
- 日本消化管学会胃腸科指導施設
- 日本脳卒中学会認定研修教育施設
Remove ads
会計
院内施設
いずれも診療棟1階にある。
- JPローソン 東京逓信病院[8][9] - 年中無休、営業時間は7時30分から21時まで
- レストラン・喫茶[10]
- ヘアーガーデンハートウィル東京逓信病院店(医療向けウィッグ取扱い店)2025年5月1日にオープン[11]
- ゆうちょ銀行ATM - ゆうちょ銀行本店 東京逓信病院内出張所[12][13]
また、当院は逓信省開設の病院である経緯から、かつては院内に麹町郵便局東京逓信病院分室が設置されていたが、2014年7月25日に営業を終了、翌日(7月26日)付で廃止された[14]。分室廃止に伴い、ゆうちょ銀行ATMが一時撤去されたが、2か月後の9月30日に再設置されている。
交通
- 病院公式サイトも参照
入院した有名人
出産した有名人
この節の加筆が望まれています。 |
誕生した有名人
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads
