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松田美緒
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松田 美緒(まつだ みお、1979年12月15日 - )は、日本の女性シンガーソングライター。国境やジャンルを越えて世界各地の歌を歌い継ぐ。特にポルトガル語圏やスペイン語圏の音楽に造詣が深く、世界中の音楽家と共演・制作を行っている。 佐賀県出身[1]。
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来歴
ポルトガルのファド歌手として、2003年リスボン留学中に歌手活動を開始、2005年にリオデジャネイロでショーロの音楽家とともにポルトガル、カーボベルデ、ブラジルの海の歌を集め、1stアルバム『アトランティカ』をレコーディング、ビクターエンタテインメントよりデビュー。以来、ブラジルやウルグアイ、ベネズエラ、ペルー、アルゼンチンチリ、カーボベルデ、ギリシャ、ハンガリー、イラン、アルメニア、フランス領ギアナなどで現地の音楽家と共演、音楽制作を重ねる。ポルトガル語、スペイン語、イタリア語、カーボベルデ・クレオール語、英語を話し、20カ国語以上で歌う。南米の音楽のレジェンドHugo Fattorusoとこれまで3作の作品を発表、南米ツアーを開催。2025年大阪・関西万博のブラジルパビリオン開会式でブラジルの国歌を歌唱[2]。
2012年より、知られざる日本の歌の発掘を開始、ブラジル移民や長崎のキリシタンの島の歌などを含め、エッセイとともに、『クレオール ・ニッポン 歌の記憶を旅する』(アルテス・パブリッシング )として発表。[3]文藝春秋『日本を代表する女性120人』に選ばれる。土取利行とのコラボレーションをはじめ、ギタリスト笹子重治との生音ライブシリーズ「風のとまり木」、仏教学者の立川武蔵との共作CDブック『真言を歌う』でサンスクリットのマントラを歌唱するなど、多方面で活躍。佐賀女子短期大学の客員教授[4]。父は社会学者の松田博。
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作品
CD
LP
- 2022年 "La Selva" Disc Minor
コラボレーション作品
参加作品
書籍
生配信ライブシリーズ
- 『松田美緒の窓辺 Through the Window』[11] 監督 古木洋平 2020年〜2023年
CM・主題歌
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出演
テレビ
ラジオ
- 有線放送Mintsパーソナリティ 2005年-2006年
- NHK第1 『ラジオ深夜便 ないとエッセー』 2014年9月
- NHK第2『音で訪ねる ニッポン時空旅』 2015年1月 年始特集
- NHK-FM『松田美緒の歌でつなぐブラジル・日本120年』2015年8月
- NHK-FM「新春民謡列島」2022年1月
公演
- 松田美緒デビューコンサート『アトランティカ』草月ホール 2005年8月
- 鼓童アースセレブレーション[16] 2007年8月
- ポルトガル語圏諸国(ブラジル、ポルトガル、アンゴラ、モザンビーク、東ティモール)の大使館主催コンサート[17] 駐日ブラジル大使館 2008年2月
- ペルナンブーコ州日本移民50年記念コンサート ブラジル、レシフェ 2008年11月
- 国際交流基金主催公演 TRANS-CRIOLLA 南米3カ国ツアー&凱旋公演[18]2010年8月、11月
- 『武満徹 ソングブック コンサート』 目黒パーシモンホール 2011年11月
- 国立ソリス劇場、ウルグアイ、モンテビデオ 2012年4月
- 『韓国、日本、そして世界のうた』 韓国公演[19] 2013年7月
- つのだたかしプロデュース「リスボンから船にのって」MUSICASA 2013年9月
- 『武満徹ソングブックコンサート Choro Club with ヴォーカリスタス and 谷川俊太郎』東京文化会館 2014年3月
- 『クレオール・ニッポンうたの記憶を旅する』発売記念コンサート sonorium 2014年12月
- 遠藤周作没後20年・『沈黙』刊行50年記念国際シンポジウム [20] 長崎ブリックホール 2016年8月
- 郡上八幡音楽祭 2018年
- 『歌う!おおいた祭典』 ホルトホール大分 2019年[21]2020年[22]
- 松田美緒ライブ「クレオール・ニッポン:うたの記憶を旅する」松江公演(小泉八雲没後111年記念事業)[23]
- 磯崎新 追悼公演「ペルシャと日本の古典音楽にみる『間』の響き」2023年5月30日
- 在ウルグアイ日本大使館 2025年8月
- Sala Zitarroza ウルグアイ、モンテビデオ 2025年8月
- 日秘文化センター APJ リマ 大ホール 2025年9月
映像作品
- 『めばえる歌 — 民謡の伝承と創造』(国立民族学博物館)2016年〜2018年
- 『空海の母の里特別プロジェクト・空海生誕1250年 空海作『三教指帰』2024年
配信
- 駐日EU代表部 「ヨーロッパデー」2021年5月[24]
展示
- せたがや文化財団 生活工房 『クレオール・ニッポンの旅―無名詩人の民謡から、ニッポンを聴く』[25]
連載
脚注
外部リンク
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