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桂小すみ
日本の音曲師 ウィキペディアから
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桂 小すみ(かつら こすみ、1973年3月7日 - )は、落語芸術協会に所属する音曲師。三代目桂小文治門下。本名∶松本 優子。横浜市出身。
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経歴
神奈川県立横浜翠嵐高等学校、東京学芸大学教育学部音楽学科中学校課程卒業。大学在学時、在学中にウィーン国立音楽大学に国費留学、ミュージカル専攻を特別賞で修了。音楽科教員の後NHK邦楽技能者育成会を経て長唄を杵屋佐之忠に師事。
音楽に関わり続ける仕事がしたいと考え、2001年、独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)「大衆芸能(寄席囃子)研修生」となる。同期は落語協会所属の恩田えり[1]。2003年、落語芸術協会所属の寄席のお囃子となる。
2017年、三代目桂小文治門下に入門、寄席で前座修業を勤める。2019年4月、寄席色物「音曲」に転身、桂小すみとなる。「小すみ」の「すみ」は玉川スミに由来する[2]。
芸歴
受賞歴
人物
- 寄席囃子研修生の面接時、履歴書を見た面接官の十代目桂文治(当時落語芸術協会会長)に「今は音曲芸人が少ないので(裏方の寄席囃子よりも)寄席に上がる芸人にならないか」と熱心に勧められたが、固辞している[2]。
- 寄席の楽屋入りが同期だった桂夏丸とともにユニット「サマスモ」を結成している[9]。
- 2020年9月、三遊亭遊七(落語)、神田桜子(講談)、桂小すみ(音曲)で3人組パフォーマンスユニット「Comme Seau-コムソウ-」を結成。虚無僧の格好をして余興を始めたのをきっかけに、仙台花座にて活動を始動。歌やアンサンブル演奏等の余興ありきで活動している。ユニット名はフランス語で「バケツみたい」(余興で装飾バケツをかぶって虚無僧に扮したことから)[9]。
- 2020年8月よりにゅうおいらんずメンバー(ピアノ)。
- 2021年、上方寄席囃子三味線奏者の浅野美希とユニット「こすみっきー」を結成。
- 2023年 中西圭三(ヴォーカル)、HideboH(タップダンサー),田ノ岡三郎(アコーディオン)、乙加久見(ベース)、Zackey木﨑(プロデュース)と Don't Mix Danger(混ぜるな危険バンド)結成。8月28日熊本城ホールのコロッケ主催の第一回まねフェスにて初見参!
- 三児の母[10]。夫は「尺八工房まつもと」主宰の松本浩和[11]。
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出演
テレビ
ラジオ
- 神田松之丞がいざなう怪談の世界(NHKラジオ第一、2019年8月19日)
- 神田松之丞がいざなう講談の美学(NHKラジオ第一、2019年1月2日)
- すっぴん!新春おめでた演芸会(NHKラジオ第一、2020年1月9日)
- 名人寄席NEXT(NHKラジオ第一、2020年9月26日、2022年9月24日)
- 春風亭昇太のラジオビバリー昼ズ(ニッポン放送、2022年5月18日)
- 小痴楽のシブラジ(NHKラジオ第一、2022年8月28日- ) - コーナージングル
- 小痴楽の楽屋ぞめき(NHKラジオ第一、2023年4月9日 - ) - テーマ曲、コーナージングル、ゲスト(2025年5月18日)
- ラジオ深夜便(NHKラジオ、2024年5月13日)- 「師匠を語る」(玉川スミ)
- ラジオ深夜便(NHKラジオ、2025年6月8日)- 「話芸100選」
舞台
- 劇版絵物語WA-GEI ~心に花火を打ち上げろ~(2022年1月、文化放送)- 和楽器
- カンパニーデラシネラ「THE SUN」(2024年3月、シアタートラム)- 三味線演奏
- 遊戯空間「狂人よ、何処へ~俳諧亭句楽ノ生ト死~」(2025年3月、上野ストアハウス)- 音楽
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脚注
外部リンク
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