トップQs
タイムライン
チャット
視点
森の戦士ボノロン
ウィキペディアから
Remove ads
森の戦士ボノロン (Bonolon) は、北原星望原作、永山ゴウ作画、原哲夫プロデュースによる絵本シリーズ、及びセブン-イレブンやデニーズで配布されているフリーペーパーポラメルに掲載されている絵物語。オレンジ色の巨人ボノロンの活躍を描く。偶数月の15日に全国セブン&アイホールディングスの一部店舗にて無料配布されている。2022年10月号より作画担当が永山ゴウからヒカリンに交代し、キャラクターデザインが大幅にリニューアルされた。2007年に『ボノロン 〜不思議な森のいいつたえ〜』のタイトルでテレビアニメ化された。
概要
世界観
人間が暮らす地上世界と、巨木の根をネットワークとして繋がれた別世界タスムンの森が物語の舞台である。
登場キャラクター
- ボノロン
- 主人公であるオレンジ色の巨人。一人称は「オデ」、二人称は「オメ」。泣き虫だが心優しい「タスムン族」の男の子で森の戦士。大樹のそばで涙を流した者の願いを一つ叶える。とは言えボノロン自身が持っている能力は、人間より長命なこと、力持ちなこと、空が飛べることぐらいで、どんな願いでも叶えられるわけではない(例えば、死者を蘇らせたり、寿命を大幅に延ばしたりはできない)。そのため、相棒のゴンと一緒に知恵を絞り、時には他者の力を借りて、願いの奥に隠された本当の気持ちを相手に気付かせるのが物語の基本パターンとなっている。体は大きく年齢は90歳だが、タスムン族の1年は人間の10年に相当するため、人間年齢に換算するとまだ9歳である。
- ゴン
- ボノロンの親友の犬。第2話『よっぱらいのゴンの巻』から登場。常に包帯を巻いているのは、薄汚いノラ犬だった頃にたびたび村人から暴行を受けてきたため。危機に瀕した者を放っておけない性格だが、その行為は周囲に(ボノロン以外)伝わらず報われない目に遭ってきた。『友だちの巻』で瀕死の状態に陥っていたところをボノロンに助けられて以来、タスムンの森に入る権利と声真似の能力を得てボノロンと共に行動するようになる。
- ユリシア
- 砂漠化の危機に晒されている森の妖精。元々はタスムン族でボノロンの幼馴染だったが、不治の病に倒れ、死後妖精へと転生した。転生の際に記憶が失われてしまったため、ボノロンと再会した時には自分の名前や思い出も忘れてしまっていたが、ボノロンが再び昔の名前を付けてあげ、改めて友達となっている。
- オーバ
- 物語の語り手を務める老婆。アニメ版オリジナル。
書誌情報
- 森の戦士ボノロン 涙のきせきの巻 2008年2月発行 ISBN 978-4-902022-57-5
- 森の戦士ボノロン よっぱらいのゴンの巻 2008年8月発行 ISBN 978-4-902022-59-9
- 森の戦士ボノロン 雪ホタルの巻 2009年1月発行 ISBN 978-4-902022-61-2
- 森の戦士ボノロン カミナリ赤ちゃんの巻 2009年04月 ISBN 978-4-902022-69-8
- 森の戦士ボノロン ベジのゆびきりの巻 2009年07月 ISBN 978-4-902022-70-4
- 森の戦士ボノロン ママの宝ものの巻 2009年12月 ISBN 978-4-902022-73-5
- 森の戦士ボノロン 幸せのタネの巻 2010年05月 ISBN 978-4-902022-76-6
- 森の戦士ボノロン 勇気の石の巻 2011年03月 ISBN 978-4-905246-00-8
- 森の戦士ボノロン 帰ってきたやさしさの巻 2012年08月 ISBN 978-4-905246-27-5
- 森の戦士ボノロン 友だちになれるかなの巻 2013年05月 ISBN 978-4-905246-30-5
- 森の戦士ボノロン いつもいっしょだワンの巻 2014年05月 ISBN 978-4-905246-32-9
Remove ads
テレビアニメ
要約
視点
「ボノロン ~不思議な森のいいつたえ~」のタイトルで2007年11月から2008年5月にかけてキッズステーションで放送された。全26話。
声の出演
- ボノロン・オーバ - 伊藤かずえ
- ゴン - 篁莎耶
スタッフ
- 原作 - 北原星望
- 総監督 - 加藤友誠
- 監督 - うえだひでひと
- 脚本 - 梅村真也
- キャラクター原案 - 永山ゴウ
- キャラクターデザイン - 川筋豊
- 音楽 - 海津賢、高橋浩一郎
- 音響監督 - 松丸利行
- エグゼクティブプロデューサー - 飛田野和彦、森岡昌弘
- プロデューサー - 高島健一、加藤博
- アニメーション制作 - アクタス
- 制作 - フォーサム
- 製作 - ノース・スターズ・ピクチャーズ、キッズステーション
主題歌
各話リスト
Remove ads
舞台
同シリーズ20周年を記念し2025年夏に096k熊本歌劇団により舞台化[1]。本公演は夏休みにファミリー向け無料招待公演であり、序盤と終盤の一般公演以外は販売されない。当初、ファミリー向け無料招待公演は2025年7月27日から8月24日(休演日含む)にかけて34公演、一般公演は2025年7月25日から8月31日(休演日含む)にかけて5公演が予定されていたが[2]、休演日と時間帯の追加で8月27日から8月31日に7公演増えた[3]。
キャスト(舞台)
スタッフ(舞台)
Remove ads
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads