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アクタス
日本の東京都三鷹市にあるアニメ制作会社 ウィキペディアから
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株式会社アクタス(英: Actas Inc.)は、日本のアニメ制作会社。株式会社バンダイナムコフィルムワークスの完全子会社。杉並アニメ振興協議会会員。
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歴史
竜の子プロダクション(後のタツノコプロ)出身のプロデューサーの加藤博と演出家の大庭寿太郎らが、葦プロダクションから独立して1998年に設立した。
設立当初は東京ムービー(後のトムス・エンタテインメント)のグロス請けが中心だったが、2000年に制作した『エクスドライバー』より元請制作を開始した。2009年、同社編集室が田熊編集室として独立。また加藤の急逝[2]に伴い、丸山俊平が2代目社長[注 1]、濵田健二が3代目社長となった。
かつては関連会社に「有限会社カラク」を保有しており、同社名義での制作も行っていたが2017年7月28日に合併し、カラクを解散することを官報に公告[4]、8月31日付で合併した。
2017年9月1日付でバンダイビジュアル(後のバンダイナムコアーツ〈BNA〉→バンダイナムコミュージックライブ)が発行済み全株式を取得し、完全子会社とした[5]。
2019年7月、本社を東京都杉並区桃井1丁目39番1号 キャロットビル2F(5F)[6]から東京都三鷹市下連雀3丁目36番1号 トリコナ4Fへ移転[7]。
2022年4月1日付で従来の親会社であったBNAの映像事業を吸収分割で移管し、サンライズから社名を変更したバンダイナムコフィルムワークス(BNFW)の完全子会社となる[8]。
2025年2月17日、本社を親会社のBNFWが拠点とする東京都杉並区荻窪4丁目30番16号 藤澤ビル10F南へ移転[9]。
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制作上のトラブル
バンダイナムコグループ入りする前のアクタスは、以下の通り制作の遅延・放送延期関連のトラブルを度々起こしていた。
- 2002年 - 2003年放映の『真・女神転生Dチルドレン ライト&ダーク』では、制作上の都合やスポンサーの意向で、第27話から制作スタジオがスタジオコメットに変更された。
- 2005年放映の『銀盤カレイドスコープ』最終話では、監督の高松信司に署名を拒否され、演出に「アラン・スミシー」名義でクレジットした結果、原作者海原零から苦言を呈されるなどの問題が発生した[10]。
- 2007年放映の『もえたん』では、諸般の事情から第6話がテレビ放映されず、DVD4巻の収録のみとなり、代替として第5.5話(総集編)を放送した。
- 2012年放映の『ガールズ&パンツァー』では、第6話の放送が諸般の事情から[11]、第11話以降の放送が制作スケジュール上の問題から[12]、BD/DVD第2巻の発売が特典映像制作の遅れから[13]、それぞれ延期した。
- 2015年公開の『ガールズ&パンツァー 劇場版』では、当初は2014年中の劇場公開を予定していたが、2015年夏に延期が発表された後、さらに再延期され、同年11月21日に公開された[14]。
- 2016年放映の『レガリア The Three Sacred Stars』では、本来意図していたクオリティと相違があることを理由に、第4話で一度放送を打ち切り、制作体制およびスケジュールを仕切り直して2ヶ月遅れで再開し、改めて第1話から放送した[15][16]。『レガリア』の制作遅延は次クールの『ろんぐらいだぁす!』にも波及し、第3・第5話の放映、配信がそれぞれ延期となった[17][18]。同作は第11・第12話が予定の2016年内に放送できなくなり、2017年に時期をずらして放送した[19]。
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ロゴ
- かつてのロゴ
- 2019年以降のロゴ
- 2019年以降のロゴ(会社名無し)
作品履歴
テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
Webアニメ
制作協力
- Webアニメ
- NIGHT HEAD GENESIS(2006年、制作元請:ビー・メディア、制作協力)
カラク制作作品
- テレビアニメ
-
- おれたちイジワルケイ(2005年、監督:アミニョ・テツロ)
- 銀盤カレイドスコープ(2005年、監督:タカマツシンジ)
- 制作協力
-
- ときめきメモリアル Only Love(2006年、制作元請:AIC A.S.T.A.、各話制作協力)
- ひだまりスケッチ(2007年、制作元請:シャフト、各話制作協力)
その他
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関連人物
アニメーター・演出家
制作
- 加藤博(創業者・初代代表取締役社長)
- 丸山俊平(二代目代表取締役社長)
- 濵田健二(三代目代表取締役社長)
- 吉本雅一(取締役)
- 湯川淳(取締役)
- 村田隆伸(取締役)
関連項目
バンダイナムコグループ
いずれもアクタスと同じくバンダイナムコグループ系のアニメ制作会社。特にSUNRISE BEYONDは共に葦プロダクション出身者が設立した点で共通していた。
- バンダイナムコフィルムワークス(サンライズ)
- バンダイナムコピクチャーズ
- SUNRISE BEYOND - 2024年解散[40]
- エイトビット
同社スタッフ・OBが独立・移籍した会社
- スタジオパストラル - 制作デスクを務めた菅野雄二が2004年に設立。
- 田熊編集室 - 編集の田熊純が独立し設立。
脚注
外部リンク
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