トップQs
タイムライン
チャット
視点
有声歯茎・後部歯茎接近音
ウィキペディアから
Remove ads
有声歯茎接近音(ゆうせい しけい せっきんおん、英: Voiced alveolar approximant)は、一部の音声言語で使用される子音の一種である。国際音声字母(IPA)において歯茎および後部歯茎接近音を表す記号は、⟨ɹ⟩ で、小文字の r を180度回転させたものである。これに相当するX-SAMPA記号は r\
である。
英語において文字 r で表される最も一般的な音は、有声後部歯茎接近音(voiced postalveolar approximant)である。これは少し後ろで発音され、IPAでは ⟨ɹ̠⟩ としてより正確に転写されるが、便宜上、⟨ɹ⟩ が代わりに使用されることがよくある。組版をさらに容易にするために、英語の音素転写では、記号 ⟨r⟩ を(この記号が音素転写において歯茎ふるえ音を表しているにもかかわらず)使用することがある。
Remove ads
特徴
有声歯茎接近音の特徴:
- 調音方法は接近であり、これは調音の場所で声道を狭くすることによって生み出されるが、乱気流を発生させるには十分ではないことを意味する。
- 調音部位は歯茎であり、これは舌尖または舌端のいずれかを使って歯槽堤(歯茎)の位置で調音されることを意味する(それぞれ、「舌尖- 」および「舌端- 」と呼ばれる)。
- 発声は有声であり、これは調音の間に声帯が振動することを意味する。
- 口音であり、これは空気が口だけから抜けることができることを意味する。
- 中線音であり、これは舌の側面ではなく、中央に沿って気流を導くことによって生み出されることを意味する。
- 気流機構は肺臓的であり、これは、ほとんどの音と同様に、肺と横隔膜だけで空気を押すことによって調音されることを意味する。
存在
要約
視点
歯茎
後部歯茎
→「そり舌接近音」も参照
Remove ads
上付きɹ
上付きのʴは母音の後につけてR音化を表していたが、現在は◌˞に置き換えられ、非推奨となっている。
脚注
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads