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沖縄本島近海地震

2010年に沖縄本島南東沖の琉球海溝付近のユーラシアプレート内で発生した地震 ウィキペディアから

沖縄本島近海地震
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沖縄本島近海地震(おきなわほんとうきんかいじしん)は、2010年平成22年)2月27日5時31分に沖縄本島南東沖の琉球海溝付近のユーラシアプレート内で発生したマグニチュード(M)7.2の地震である[5]。震源の深さは37km。発震機構は北西-南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型。

概要 沖縄本島近海地震, 本震 ...
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概説

気象庁は最初の地震波の検知から4.1秒後に、緊急地震速報(警報)を沖縄県の本島久米島、鹿児島県の奄美南部に発表した[6]

沖縄本島で震度5以上の地震が発生したのは、1909年(明治42年)の地震以来101年ぶりである[7]

うるま市では震度4の揺れが観測され、世界遺産に登録されている勝連城跡の石垣が一部崩落した[8]

各地の震度

震度4以上の揺れを観測した地点は以下の通り[5]

さらに見る 震度, 都道府県 ...

このほか、北は熊本県宮崎県、南は宮古島まで揺れを観測した。

津波

気象庁は地震発生から2分後の5時33分に沖縄本島地方に津波警報を、奄美諸島トカラ列島大東島地方、宮古島八重山地方に津波注意報をそれぞれ発表した[9]

しかし、太平洋津波警報センター津波による被害は出なかったと発表[10]。6時16分に南城市で10cmの津波が観測されたが被害は報告されていない[6][11]。他には南大東島で6時16分に微弱の津波を観測したのみで、他の地域では観測されなかった[9]。M7クラスという規模の地震であったにもかかわらず、津波が10cm程度に留まったのは、横ずれ断層であったためと推測される[9]

津波警報は6時30分に津波注意報に切り替えられたのち、7時0分に津波注意報は全て解除された。

沖縄本島、奄美諸島、トカラ列島では沿岸部の住民に避難勧告が発表された[12]

出典

関連項目

外部リンク

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