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河添恵子
日本のノンフィクション作家 (1963-) ウィキペディアから
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河添 恵子(かわそえ けいこ、1963年〈昭和38年〉[1] - )は、日本のノンフィクション作家[2]。株式会社ケイ・ユニバーサルプランニング(自営)代表取締役。元新しい歴史教科書をつくる会理事[3]。アパ日本再興財団主催「真の近現代史観」懸賞論文で最優秀藤誠志賞を受賞[4]。
主な著書に『習近平が隠蔽したコロナの正体 それは生物兵器だった!?』(ワック出版)『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』『中国人の世界乗っ取り計画』(産経新聞出版)『中国人とは愛を語れない!』(並木書房)などがある。
経歴
要約
視点
1963年、千葉県松戸市生まれ[5][6]。幼少期を福岡市、東京都、名古屋市、愛知県春日井市等で過ごした[7]。愛知県立千種高等学校を経て[7]、名古屋市立女子短期大学を卒業。1986年(昭和61年)から中華人民共和国に留学[5]、同年秋からは北京外国語学院、翌1987年(昭和62年)からは大連の遼寧師範大学で学んだ[5]。学生時代はハンドボール部で「15点中7 - 8点」という高得点を獲得するエース級の選手であった[7]。
帰国後の1993年(平成5年)、リサーチや取材・編集・制作業務を主業務とする「株式会社ケイ・ユニバーサルプランニング」を設立、代表取締役に就任した。翌1994年(平成6年)から作家活動を開始[5]。当時のテーマは女性の自立、性、人物、スポーツ、中華圏を中心としたアジア事情などであった。1997年(平成9年)には「華人ウォッチャー」として「朝まで生テレビ」に出演したこともある。1999年(平成11年)より、世界の学校・家族・地域を紹介する図鑑(学校図書・図書館図書のコード)の制作を開始した。世界の小中学校、家庭、地域を長年にわたり取材、執筆している。『朝日中学生ウイークリー』等で学校・子ども生活について連載。
2007年(平成19年)以降は、『産経新聞』『正論』『WiLL』『テーミス』といったメディアで中国問題を論じることも多い。また、日本における脱原発の動きに対し、原子力技術者の頭脳流出で中国・韓国を利する、核兵器開発の可能性を捨てることになるなど、日本の国益に反する行為に当たるとして反対の立場を取っている[8]。2013年(平成25年)1月現在、『産経新聞』のコラム「40×40」のレギュラー寄稿者。旧統一教会系の世界日報社『ビューポイント』のWeb版でも寄稿しているほか[9]、『世界日報』の読者でつくる「世日クラブ」でも講演している[10]。参政党の勉強会でも講師を複数回務めている[11][12][13]。2023年と2024年、保守系政治集会『CPAC JAPAN』に原口一博や井上正康と共に登壇した[14][15][4]。
数多くの著書を出版しており、特に中国に関する著作が多い。2010年に出版された『中国人の世界乗っ取り計画』(産経新聞出版)はAmazonの「中国」「社会学概論」の2部門で半年以上1位を記録した[16][6]。
COVID-19とWHOに関する批判活動
2020年4月、著書『習近平が隠蔽したコロナの正体 ―それは生物兵器だった!?―』を出版し、中国の新型コロナウイルス統計に対する疑念や、ウイルスの起源についての見解を示した。2022年2月には、中国のCOVID-19死者数「4636人」に疑問を投げかけ、統計隠蔽の可能性を主張した[17]。
2024年4月6日、パンデミック条約・改悪IHR反対国民連合(井上正康代表)の会見に参加し、4月13日の「パンデミック条約・改悪国際保健規則反対」集会・デモ行進への参加を呼び掛けた[18]。
2024年5月13日、「WHOから命をまもる国民運動」の共同代表として、厚生労働省記者会見に登壇した[19]。この会見では、世界保健機構(WHO)が協議している「パンデミック条約」と国際保健規則(IHR)改定に反対する立場を示した[19]。同会見で「こんなにあった!"プラン"デミックであるこれだけの『根拠』」という表題でスピーチを行い、パンデミックが計画的に引き起こされたという見解を表明した[19]。井上正康(大阪市立大学医学部名誉教授)、林千勝(近現代史研究家)と共に共同代表として、5月31日に日比谷公園大音楽堂で大決起集会とパレードデモを開催することを宣言した[19]。同運動は、「自己増幅型レプリコンワクチンは、政府が自国民に投下する3発目の原爆となる」という主張を行っている[20]。
2024年5月31日、日比谷公園大音楽堂において「WHOから命をまもる国民運動」の大決起集会とパレードデモを開催した[21][22]。この集会には河添のほか、複数の有識者や原口一博、池田としえなどの政治家が登壇し、WHOのパンデミック条約に反対する立場を表明した[21][22]。2024年6月末、河添は「WHOから命をまもる国民運動」の共同代表を退任した[21]。
2024年7月3日、ロシアの通信社スプートニクのインタビューに応じ、「WHOが公表するデータを信用しない理由や、COVID-19ワクチンが危険であると考える理由」について語った[23]。
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主張
受賞歴
2020年10月、公益財団法人アパ日本再興財団主催 第13回「真の近現代史観」懸賞論文で最優秀藤誠志賞を受賞[4]。論文タイトルは、「今も歴史の瞬間を生きている ―中共に迎合したマスメディアの死―」[26][27]。
著書
要約
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単著
- 『セクシャルトリープ ―性欲動 30歳の女たち―』(1994年、恒友出版、ISBN 9784765240741)
- 『貴女も社長になりましょう ―自分サイズで起業するAtoZ―』(1995年、PHP研究所、ISBN 9784569549170)
- 『アジア企業 in JAPAN ―日本市場に続々参入する―』(1997年、PHP研究所、ISBN 9784569554549)
- 『性の誤解 性転換-男の体を持った女』(1997年、恒友出版、ISBN 9784765271196)
- 『尾崎豊15の夜』(2001年、フリーハンド、ISBN 9784921044282)
- 『台湾新潮流 ―ナショナリズムの現状と行方―』(2004年、双風舎、ISBN 9784902465013)
- 『アジア英語教育最前線 ―遅れる日本? 進むアジア!―』(2005年、三修社、ISBN 9784384040661)
- 『通じる!中国語速習ドリル』(2007年、実務教育出版、ISBN 9784788907478、胡逸飛監修)
- 『中国人とは愛を語れない! ―モノマネとニセモノの拝金主義者たち―』(2007年、並木書房、ISBN 9784890632220)
- 『エリートの条件 ―世界の学校・教育最新事情―』(2009年、学研新書、ISBN 9784054041592)
- 『中国人の世界乗っ取り計画』(2010年、産経新聞出版、ISBN 9784819110976)
- 『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』(2011年、産経新聞出版、ISBN 9784819111461)
- 『中国崩壊カウントダウン ―世界と日本のこれから―』(2013年、明成社、ISBN 9784905410232)
- 『だから中国は日本の農地を買いにやって来る ―TPPのためのレポートー』(2013年、産経新聞出版、ISBN 9784819112345)
- 『世界はこれほど日本が好き ―No.1親日国・ポーランドが教えてくれた「美しい日本人」―』(2015年、祥伝社、ISBN 9784396615413)
- 『トランプが中国の夢を終わらせる ―プーチンとの最強タッグが創生する新世界秩序―』(2017年、ワニブックス ISBN 978-4847095566)
- 『世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる : 覇権・監視国家』(2019年、ワック、ISBN 978-4-89831-816-4)
- 『習近平が隠蔽したコロナの正体 ―それは生物兵器だった!?―』(2020年、ワック ISBN 978-4898318225)
共著
- 『超大国中国の本質』中嶋嶺雄:編著、ベストセラーズ、2010年12月(担当範囲「『日本買い』とブータン国境『領土侵犯』」)
- 『「人権侵害救済法」で人権がなくなる日』宝島社、2012年3月(担当範囲「フランスでも急増する中国系自治区という『ガン細胞』」)
- 『日本の国益 : 野蛮・中国に勝つための10の論点』幸福の科学出版、2012年12月(担当範囲「私の街でも!?『中国自治区』化、被害の実態」)
- 潮匡人、西村幸祐、河添恵子、いしゐのぞむ、イリハム・マハムティ、オルホノド・ダイチン、ペマ・ギャルポ、黄文雄、石平『日本の国益―野蛮・中国に勝つための10の論点』幸福の科学出版、2012年12月1日。ISBN 978-4863952898。
- 『中国人国家ニッポンの誕生 : 移民栄えて国滅ぶ』西尾幹二:責任編集、ビジネス社、2014年11月(担当範囲「世界に侵食する中国の『移民ビジネス』」「中国系移民が世界中で引き起こしているトンデモ事態」)
- 河添恵子、葛城奈海、赤尾由美、兼次映利加『国防女子が行く なでしこが国を思うて何が悪い』ビジネス社、2014年12月10日。ISBN 978-4828417875。
- 河添恵子、杉田水脈『「歴史戦」はオンナの戦い』PHP研究所、2016年6月22日。ISBN 978-4569827988。
- 宮崎正弘『中国・中国人の品性』(2017年、ワック)
- 馬渕睦夫、河添恵子『米中新冷戦の正体 - 脱中国で日本再生 -』ワニブックス、2019年7月8日。ISBN 9784847098208。
- 『誇れる国、日本 = Japan pride : 謀略に!翻弄された近現代. 13』アパ日本再興財団、2020年(担当範囲「今も歴史の瞬間を生きている」)
編著
子ども図鑑
河添が代表取締役を務める株式会社ケイ・ユニバーサルプランニングが学習研究社より請け負い、学校・図書館向けの図鑑「子ども図鑑」をプロデュース&取材・編集・執筆。
- 『世界の子どもたちはいま』(24ヵ国24巻)2000 - 2002
- 「中国の子どもたち」
- 「フランスの子どもたち」
- 「インドの子どもたち」
- 「韓国の子どもたち」
- 「アメリカの子どもたち」
- 「ケニアの子どもたち」
- 「タイの子どもたち」
- 「ブラジルの子どもたち」
- 「マレーシアの子どもたち」
- 「ノルウェーの子どもたち」
- 「ペルーの子どもたち」
- 「オーストラリアの子どもたち」
- 「スペインの子どもたち」
- 「オマーンの子どもたち」
- 「ロシアの子どもたち」
- 「ベトナムの子どもたち」
- 「モンゴルの子どもたち」
- 「ドイツの子どもたち」
- 「エジプトの子どもたち」
- 「パラオの子どもたち」
- 「キューバの子どもたち」
- 「カンボジアの子どもたち」
- 「ハンガリーの子どもたち」
- 「イタリアの子どもたち」
- 『世界の中学生』(16ヵ国16巻)2003・2006
- 「中国の中学生」
- 「エジプトの中学生」
- 「フランスの中学生」
- 「マレーシアの中学生」
- 「オーストラリアの中学生」
- 「ペルーの中学生」
- 「ロシアの中学生」
- 「韓国の中学生」
- 「モンゴルの中学生」
- 「トルコの中学生」
- 「ドイツの中学生」
- 「スペインの中学生」
- 「ニュージーランドの中学生」
- 「インドの中学生」
- 「カナダの中学生」
- 「台湾の中学生」
- 『世界がわかる子ども図鑑』 2004
- 『アジアの小学生』(6ヵ国6巻)2011
- 「中国の小学生」
- 「韓国の小学生」
- 「インドの小学生」
- 「ベトナムの小学生」
- 「ブータンの小学生」
- 「インドネシアの小学生」
翻訳
- 西爾梟『中国マフィア伝 「上海のゴッドファザー」と呼ばれた男』 イースト・プレス 1999
- 中国古鎮遊編集部編『中国・江南 日本人の知らない秘密の街幻影の村34(地球の歩き方books)』 監訳 ダイヤモンド・ビッグ社 2006
- 『ステルス戦争:中国共産党のアメリカ洗脳戦略』ロバート・スポルディング:著, 河添恵子:監訳、経営科学出版、2021年
- 『グローバリストの世界覇権史:トップ1%が仕掛けるグレートゲーム』
対談
- 『なぜ、医師の私が命がけでWHO脱退を呼びかけるのか? : 次のパンデミックで日本の自由と未来を奪われないために』井上正康:編・著、方丈社、2024年3月(「対談 河添恵子氏」)
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出演
テレビ
- 『朝まで生テレビ!』(1997年2月、2010年4月、テレビ朝日系)
- 『サンデーモーニング』(1999年、TBS系)
- 『新サンデーモーニング』(2000年、TBS系)
- 『土曜一番!花やしき』(フジテレビ)
- 『「未来派宣言」「35歳」「龍と象 中国とインド」』(NHK-BS)
- 『大集合!地球に暮らす子どもたち』(2007年、NHK)
- 『報道ステーション』(2011年、テレビ朝日系)
- 『ビートたけしのガチバトル』(2011年、TBS系)
- 『NHKスペシャル「日本新生 生み出せ! "危機の時代"のリーダー」』(2012年1月、NHK)
- 『ほっと@アジア(アジアの教育事情)』(2013年2月、NHK BS1)
- 日本文化チャンネル桜 - 『日本よ、今...「闘論!倒論!討論!」』ほかに不定期出演
ラジオ
- 『マット安川のズバリ勝負』(2012年、2015年、ラジオ日本)
- 『私の正論』(2012年、ニッポン放送)
- 『ダイバーシティニュース』(2021年4月 - 、茨城放送) - 毎月第二火曜コメンテーター
インターネット放送
- 『ノンフィクション作家 河添恵子』- レギュラー(未来ネット、2018年3月 - )
- チャンネルAJER - レギュラー
- 『月刊河添恵子』(レギュラー、チャンネルくらら)
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連載
メールマガジン
- 「林原チャンネル・メールマガジン」 - 月曜レギュラー執筆者(林原チャンネル、2020年3月 - )
統一協会系メディアviewpoint
- 2016年9月3日以降 連載[28]
脚注
外部リンク
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