河瀬和重

河瀬 和重（かわせ かずしげ、1967年〈昭和42年〉5月25日^[5] - ）は、日本の建設・国土交通技官。国土地理院参事官を経て、国土地理院長。

日本の官僚 河瀬 和重 かわせ かずしげ
生年月日	(1967-05-25) 1967年5月25日（58歳）
出生地	日本・兵庫県
出身校	報徳学園高等学校[1] 大阪大学基礎工学部 大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了[2]
前職	国土地理院参事官
現職	国土地理院長
称号	工学修士（1992年3月 大阪大学）[2]
国土地理院長
在任期間	2025年8月1日[3] -
国土地理院参事官
在任期間	2024年7月1日[4] - 2025年7月31日

来歴

兵庫県出身。大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程1年中退^[1]後、1993年（平成5年）4月、建設省入省（国土地理院近畿地方測量部）。科学技術庁へ出向（研究開発局地震調査研究課本部係長）、国土交通省土地・水資源局国土調査課長補佐などを経て、2008年（平成20年）、国土地理院企画部測量指導課長。2009年（平成21年）、赤道から任意の地理緯度までの子午線弧長を求める一般式^{[注釈 1]}を導出・公表した^[7]。また2011年（平成23年）には、経緯度⇔平面直角座標の換算について、半世紀を超えて永年日本で採用されていた計算式を、より簡潔なものに刷新した^{[8][注釈 2][注釈 3]}。

その後、国土地理院企画部企画調整課長、測地観測センター長、基本図情報部長、企画部長を経て、2024年（令和6年）7月1日、国土地理院参事官に就任。2025年（令和7年）8月1日、国土地理院長に就任。