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法然上人二十五霊場
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法然上人二十五霊場(ほうねんしょうにんにじゅうごれいじょう)は、浄土宗の開祖である法然ゆかりの寺院を巡る霊場巡拝である。札番付き寺院が25箇所のほかに、番外である「縁故本山」と「特別霊場」が1箇所ずつあり、計27箇所となる。
円光大師二十五霊場とも言い、宝暦年中(1751年 - 1763年)のころ、大阪・難波の順阿、京都・洛西の廊誉という2人の僧の発起によって、法然と御縁の深い霊場二十五箇所を巡拝したことに始まるといわれ、1924年(大正13年)に史実や記伝などに徴して若干の寺院の更改[1]が行われたが、1959年(昭和34年)3月法然上人750回忌を迎えるに際して、『元祖法然上人霊蹟巡拝の栞』が刊行され遺跡を紹介しているが、宝暦年中のものを踏襲している。1974年(昭和49年)に浄土宗開宗800年を記念し、再興された。また、当霊場は浄土宗の寺院を中心にした巡拝であるが、法然の足跡を巡る霊場であるので真言宗や天台宗などの寺院も含まれている。
札所は中国・四国地方から近畿地方に渡る。また、二十五箇所の霊場を巡拝するのは、法然上人の命日である1月25日や、念仏来迎の聖衆の二十五菩薩の数にちなむとの説である。
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霊場一覧
要約
視点
寺社名は専用納経帳の表記に合わせている。( )内は補足。
- 団体はすべての札所で予約が必要。個人で参拝し朱印を受ける際は以下の点に注意。
- 注の欄に☆がある寺院は納経関係者が数人しかおらず、予め電話で確認をしていないと留守などで朱印の押印をしてもらえない可能性がある。特に月輪寺と青龍寺は長く歩いたあとに到達できる寺院であるので要注意。月輪寺の宝物殿拝観は事前に要予約。
- 注の欄に△がある寺院は、参拝前に「必ず」電話予約を要する。
- ◎は札所の堂、または納経所が有料拝観区域にあり、拝観料が必須の札所
- □は寺の一部に有料拝観区域があるものの、札所の堂および納経所は無料区域にある札所
- 注1の勝尾寺二階堂は、普段は札所の堂が閉扉している。基本的に予約を受けた団体向けのみ平日しか開扉せず、個人は堂の外部からの参拝となるが、朱印の押印は常に寺内の西国札所と同じ納経所で可能。
- 注2の東大寺指図堂は、以前は基本的には土曜・休日のみの開扉であった。2023年の修理完成後は隣接する写経道場の受付も兼ねることになり、毎日開くようになった。なお、臨時閉扉日の朱印押印は東大寺寺務所(本坊)で可能。
- 注3の欣浄寺は2021年に火災で全焼し、再建準備中であるため、朱印を受けるためには予約をして日時を指定することが必須となる。予約日時になると別の寺院の僧が現地にある仮本堂に出向いて朱印を行う。連絡先は法然上人二十五霊場公式ホームページを参照のこと。
- 注4の清水寺阿弥陀堂は、納経場所が本堂を過ぎたところにある「清水寺納経所」(西国三十三所などの納経所)ではなく、阿弥陀堂にある納経所となるので注意。納経時間は「清水寺納経所」は8時から18時頃まで行っているが、阿弥陀堂納経所は17時頃に閉まることが多く、納経は16時45分頃に受付を終了することが多い。夕方遅くに参拝の場合は電話確認したほうが良い。また、清水寺の夜間拝観時は「清水寺納経所」のみ開き、阿弥陀堂納経所は開かない。なお、阿弥陀堂そのものは有料拝観区域を過ぎたところにあるが、順路通りだと有料の清水寺本堂を通過する必要がある。
- 注5の光明寺は、普段は拝観無料で無料駐車場もあるが、紅葉期のみ拝観料を要し、駐車場も普段の無料駐車場が閉鎖され、離れたところに臨時有料駐車場が開設される。
- 注6の金戒光明寺は御影堂が納経所となっている。普段は拝観料不要だが、紅葉期のみ拝観料を要する。
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脚注
関連項目
外部リンク
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