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津川洋行
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株式会社津川洋行(つがわようこう[注釈 1]、英: TSUGAWA TRADING Co. Ltd.)は動物用医療機器および鉄道模型情景素材を製造する日本のメーカーである。
沿革
沿革節の主要な出典は公式サイト[3]
- 1977年(昭和52年)1月15日 - 東京都八王子市大横町に鉄道模型用情景素材製造卸メーカーとして発足[注釈 2]。
- 1979年(昭和54年)6月 - 有限会社へ改組し、有限会社津川洋行となる。
- 1980年(昭和55年)1月 - 動物用医療器具の開発・製造を開始。
- 1982年(昭和57年)5月 - 動物用医療器具製造工場として農林大臣より認可。
- 1988年(昭和63年)5月 - コンピュータ制御 3次元彫刻フライスを導入し、本格的にプラスチック金型の生産開始。
- 1989年(平成元年)2月 - ドイツのPMC社[注釈 3]製造の射出成形機を導入。
- 1990年(平成2年)10月 - 八王子市美山町に美山倉庫が完成。
- 1991年(平成3年)6月 - 青梅市今井に青梅工場が完成。
- 2000年(平成12年)4月 - 株式会社へ改組し、株式会社津川洋行となる。
- 2005年(平成17年)5月 - 八王子市叶谷町に本社及び工場を移転し、大横町の本社と青梅工場を閉鎖。
- 2021年(令和3年)9月24日 - Twitterアカウントを運用開始[4]。
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動物用医療機器
鉄道模型
主にNゲージとHOゲージスケールの情景模型製品を製造販売している。ストラクチャー、レイアウトで水面を表現するためのパラフィン「水の素」、グランドカバー、樹木、トンネルポータル、踏切、道路標識、ミニカー、人形、街灯、歩道などが主な製品である。1990年代からはNゲージの気動車や1/87サイズのナローゲージ車輛も発売しているが、これも当初は情景用のディスプレイモデルが始まりであった。このほかレールクリーニングカー「モップ君」や鉄道模型の車輪を磨くホイルクリーナーなどのメンテナンス用品も製品化している。
かつては多くの製品を展開、特にカラーパウダーなどシーナリー用品の製品数では国内大手メーカーを凌ぐ程であった。ストラクチャーに関しては「招福駅」シリーズとして既存の製品にない鉄道全盛期の昭和30~40年代の建物を模型化していた点に特色があった。また1990年代にはウッドランド・シーニックス社の総代理店も務めている。2000年代初頭より、鉄道模型雑誌上の広告を取りやめ、鉄道模型ショウ[注釈 4]の出展も止めるなど鉄道模型部門の活動が縮小傾向となり、カタログ落ちや品切れの製品も目立つようになっていた。
その後、鉄道模型誌に広告を再開、各種ストラクチャーの再生産も行うなどNゲージを中心に鉄道模型部門に力を入れ始め、2009年9月には新製品として銚子電鉄デキ3を動力付で発売した。同年11月に銚子電鉄ハフ1・ハフ2、2014年6月には有田鉄道のコッペル1号機を簡易ロッド動力付で発売するなど、Nゲージの二軸車を中心に新製品を発表している。
脚注
外部リンク
関連項目
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