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玉桂寺
滋賀県甲賀市信楽町勅旨にある高野山真言宗の仏教寺院 ウィキペディアから
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玉桂寺(ぎょくけいじ)は、滋賀県甲賀市信楽町勅旨にある高野山真言宗の仏教寺院。山号は秋葉山、院号は十輪院。詳しくは秋葉山十輪院玉桂寺と号する。

歴史
寺伝によれば奈良時代に淳仁天皇が平城京の北の都として造営した離宮「保良宮」跡に空海が開いたという[1][2]。後年文徳天皇と後花園天皇の勅願寺に定められた。
文化財
滋賀県指定天然記念物
- 高野槙 - 樹齢500 - 600年、高さ29 m。
玉桂寺旧蔵の重要文化財
- 木造阿弥陀如来立像(京都国立博物館寄託[3]) - 鎌倉時代(1212年〈建暦2年〉)作。像高98.6 cm。像内に納入されていた願文(がんもん)により、法然の弟子である源智が法然の一周忌に際して発願したものとわかる[1]。また、同じく像内に納入されていた結縁交名(けちえんきょうみょう)から、数万人の人物がこの阿弥陀像に結縁したことがわかる[1]。作風は快慶風であるが、作者は快慶本人ではなく弟子筋の仏師の誰か、特に行快と推定される。1981年(昭和56年)に重要文化財に指定され、2010年(平成22年)に、法然の800年大遠忌を記念して、玉桂寺から浄土宗へと譲渡された[4]。
甲賀市指定文化財
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境内
前後の札所
- ぼけ封じ近畿十楽観音霊場
- 4 正法寺 - 5 玉桂寺 - 6 総持寺
所在地
- 〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨891
交通アクセス
参考文献
- 「新指定の文化財」『月刊文化財』213号、第一法規、1981年
- 滋賀県教育委員会事務局文化財保護課『街道でめぐる滋賀の歴史遺産』サンライズ出版、2019年10月25日。
脚注
外部リンク
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