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王位戦 (麻雀)

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王位戦(おういせん)は、(株)JPMLが主催、日本プロ麻雀連盟が大会運営[注釈 1]龍龍と日本プロ麻雀連盟チャンネルの協力で開催している麻雀のタイトル戦である。

概要 開催概要, 初回開催 ...

概要

1973年に麻雀関連の商材を扱う株式会社かきぬまが主催する麻雀タイトル戦として設立した、日本で最も古い麻雀のタイトル戦である[1][注釈 2]。1989年に主催が日本プロ麻雀連盟に移り、現在に至る。

設立当初から現在に至るまでプロアマ混合戦でありつつ、「一発・裏ドラなし」の日本プロ麻雀連盟公式ルールで開催される。

地方予選(アマチュア)→B級予選(アマチュア)→A級予選(プロアマ)→A級本戦→A級決勝→準決勝(ベスト16)→決勝戦のスケジュールで行われる。

準決勝はA級決勝の総合得点上位15名に前年の王位を加えての半荘5回戦を60分+1局として行い、上位8名が得点持ち越しでかつ80分+1局の1回戦をA、B卓の順で行って計6戦の総合得点上位4名が決勝進出。

決勝戦は半荘5回戦を行って総合トップが今年度の王位となる他、優勝賞金として150万円が授与される(2025年度)[2]

なお準決勝以降の対局の模様はニコ生などで中継される。

黎明期のトラブル

設立当初当時の竹書房『近代麻雀』[注釈 3]編集長だった岡田和裕によれば、当初は事実上竹書房『近代麻雀』の主催であり、株式会社かきぬまはスポンサーであったという。ただし近代麻雀紙面上での表記は、主催がかきぬまで、運営が近代麻雀とされていた[3]。ただし主催権などは全くの口約束、契約書などは交わされていなかった[3]。第8期から後しばらくは最高位戦八百長疑惑事件(1980年)に端を発した麻雀界の分裂で、王位戦も近代麻雀主催の王位戦とかきぬま主催の王位戦に分裂してしまった[4]。1981年より、かきぬまと竹書房は「王位戦」の名称使用権を巡って法廷で争うこととなるが[3]。岡田 (1986) では裁判は継続中であり結果は不明であるが[3]、現在の主催者である日本プロ麻雀連盟のwebサイトによれば、その後第15期までは株式会社かきぬまが主催していたとされる[1]

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歴代王位

要約
視点

近代麻雀王位

  • 第9期 1981年 長谷川和彦(映画監督)  ※第8期王位・原田進の防衛戦
  • 第10期 1982年 原田進 (全競連)
  • 第11期 1983年 山本久隆(大阪)
  • 第12期 1984年 小笠原正悦(宮城)

以後休止

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注釈

  1. 第47期までは連盟の単独主催だった。
  2. 王位戦の次に歴史が古いのは最高位戦

出典

参考文献

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