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田中茂穂 (生物学者)
日本の魚類学者 ウィキペディアから
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田中 茂穂(たなか しげほ、1878年8月16日 - 1974年12月24日)は、日本の魚類学者であり、東京帝国大学の動物学の教授である。「近代魚類分類学の父」として知られる。魚類やサメに関する多くの論文を発表し、著名なアメリカ人科学者であるデイビッド・スター・ジョーダンおよびジョン・オターバイン・スナイダーとともに日本の魚類に関する書籍(Jordan, Tanaka & Snyder 1913)を共著し、一般性の高い地方名に基づく標準和名を提唱した[4]。財団法人板垣会顧問[5]。
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来歴
- 1878年、高知県土佐郡上街水通町で生まれる。
- 1897年、高知県尋常中学校(現・高知県立高知追手前高等学校)を卒業。第一高等学校へ進学[6]。
- 1901年、 第一高等学校を卒業[2]。東京帝国大学理学部動物学科に入学[1]。
- 1904年 同大学理科大学動物学科を卒業[7]。
- 1926年より1927年までスタンフォード大学に留学する[8]。
- 1931年、東京帝国大学理学博士。論文の題は「On the distribution of fishes in Japanese waters (日本に生活する魚類の分布に就て)」[9]。
- 1938年、同大学教授ならびに同大学三崎臨海実験所長となる[1]。
- 1940年、定年退官[1]。
- 1974年、逝去。
著書
研究論文を約300編、書籍は50冊に及ぶ著作を行っている[1]。
関連項目
出典
- 啓明会・編 編「二 日本産魚類圖説ノ發刊(田中)六ヶ年間ニ金一萬八百圓ノ補助」『財団法人啓明会事業報告書』 第15回(昭和8年度)、啓明会、1935年、32-33頁。全国書誌番号:46084922 。
- “Ichthyologists of Tosa”. Virtual Natural History Museum, Kochi University. Kochi University Biography. 2014年9月8日閲覧。
- 坂本一男 (2005年). “日本産魚類の研究と東京大学の魚類コレクションの構築”. Systema Name 標本は語る展 . 東京大学総合研究博物館. 2014年9月8日閲覧。
- 瀬能宏 (2005-09-02). “魚類の標準和名の定義等について(答申)”. 標準和名検討委員会 (日本魚類学会) .
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脚注
外部リンク
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