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甲府駅バスターミナル
山梨県甲府市の甲府駅南口広場内にあるバスターミナル ウィキペディアから
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甲府駅バスターミナル(こうふえきバスターミナル)は、山梨県甲府市の甲府駅南口広場内にあるバスターミナルである。

概要
甲府駅にはバスのりばが南口と北口、及び駅の東側のJR東日本中央本線やJR東海身延線を跨ぐ陸橋上にあるが、甲府駅バスターミナルは南口駅前のバスのりばのことを指す。北口駅前にあるバス停は甲府駅北口、陸橋にあるバス停は甲府駅(陸橋)という名称になっており、これらのバス停はバスターミナルとは区別されている。
バスターミナルは当初山梨交通電車線(1962年(昭和37年)廃止)の甲府駅前駅跡地で、南口東側の山交百貨店(2019年9月閉店。現在はヨドバシ甲府)の位置に存在した。1985年(昭和60年)には甲府駅ビル「エクラン」(現・セレオ甲府)が竣工したのと同時に駅ビルの正面に移転した。その後、2015年から2016年にかけて改修工事が行われ、バスのりばやバス案内所の配置が変更された(後述)。バスターミナルと名乗っているものの南口の駅前広場とは一体となっている。
甲府駅を通る山梨交通の大半の路線バスとすべての高速バス路線が当バスターミナルを発着している。
なお、甲府駅バスターミナルという名称は山梨交通の公式サイトなどで使われているものの、路線バス・高速バスの行き先などでは一貫して「甲府駅」または「甲府駅南口」と案内されている。
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バスターミナル改修
要約
視点
1985年(昭和60年)に移転したバスのりばは一部の乗り場を除きロータリーの中央部に短冊状になっており、駅から向かう場合一度横断歩道を渡る必要があった。しかし横断歩道には歩行者用信号がない上、ロータリーにはタクシーや自家用車の乗降場(自家用車用の駐車場は西側に別途あるが、一時乗降の場合はロータリーで行うようになっていた)やタクシープールがあったことからこれらの車両の往来が多く、横断には危険を伴っていた。そのため甲府駅南口周辺整備事業として2013年度(平成25年度)[1] よりロータリーの改修が進められてきた。新ロータリーでは自家用車を進入禁止にし(かわりに西側駐車場を乗降場兼用として改修)、バスのりばやバス案内所をロータリー外周に配置することで、これまでのように横断歩道を渡ることなく駅から各バスのりばへ向かうことができるようになった[2]。
この改修工事に伴い、1・2番のりばに発着していた路線は2015年(平成27年)6月8日から[3]、3・4番のりばに発着していた路線は7月15日からそれぞれ乗り場が変更された[4][5]。12月17日から高速バス乗車券や定期券の販売などを行うバスセンターが山交百貨店の地下1階に仮移転し、バスのりばや時刻等の案内を行う「バス案内所」が山交百貨店前に開設された。また、高速バスは10番のりばからの発車に変更となった[6]。
2016年(平成28年)3月9日からは前述の新ロータリーが部分的に供用を開始し、5・6・9番のりばに発着していた路線バスは新ロータリー内の1 - 3番のりば発着に変更された[7]。そして、整備を続けていた4 - 6番のりばについても9月7日から供用を開始し、全路線が新ロータリー発着となった。この際、既に供用を開始していた1 - 3番のりばも発着路線の変更が行われた。この時点では、バスセンターとバス案内所は従前通りの場所での営業を続けていた[8]。後に新のりばにはバスロケーションシステムに対応した運行情報表示器が設置され、バスの現在位置や発車時刻、遅延情報などがリアルタイムでわかるようになった。
その後も引き続き改修工事が行われ、2017年(平成29年)8月9日に甲府市観光案内所が[9]、翌日には一体で整備されてきたバスセンターがそれぞれ開設された[10]。これに伴い山交百貨店地下のバスセンターと百貨店前のバス案内所は営業を終了した[10]。
- バスセンター(2018年5月16日撮影)
- 同左(2018年5月16日撮影)
- 同左(2018年5月16日撮影)
- 同左、室内(2019年5月2日撮影)
- 新のりば移行後に設置された運行情報表示器
- 2015年12月16日までのバスセンター、翌日に山交百貨店地下に仮移転
- 改修前の南口広場、奥にあるログハウス風の建物がかつてのバス案内所
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使用するバス会社
- 山梨交通(路線バス・高速バス)
- 富士急バス(路線バス・高速バス)
- 京王バス(高速バスのみ)
- 近鉄バス(高速バスのみ)
- JR東海バス(高速バスのみ)
- 京浜急行バス(高速バスのみ)
- 京成バス千葉イースト(高速バスのみ)
- しずてつジャストライン(高速バスのみ)
かつて使用していたバス会社
- 山梨貸切自動車(路線バスのみ。2010年3月31日の路線廃止に伴い乗り入れ終了。乗り入れ終了後に山交タウンコーチと合併)
- 山梨交通観光バス(山交タウンコーチと合併)
- 山交タウンコーチ(路線バスのみ。山梨交通と合併)
- 富士急行(路線バスを富士急山梨バスへ、高速バスを富士急平和観光へ移管)
- 富士急平和観光(富士急山梨バスと合併、現在は富士急バス)
- 静岡鉄道(静岡駅行きの長距離路線バスのみ。現在はしずてつジャストライン)
- 京急観光バス(高速バスのみ。会社清算により系列会社の京浜急行バスへ移行)
- 川中島バス(高速バスのみ。松本電気鉄道と合併、現在はアルピコ交通)
- 千葉交通(高速バスのみ。京成グループにおけるバス事業再編により、千葉県東部をエリアとする京成グループの他のバス会社6社と統合。現在は京成バス千葉イースト)
- 山梨交通(右)と、かつて乗り入れていた山梨貸切自動車(左)の路線バス
- 富士急平和観光(当時)の高速バス
のりば
要約
視点
一般路線バス
一般路線バスは一部を除いて「PASMO」、「Suica」などの交通系ICカードが使用可能。
1番のりば(貢川・県立美術館・六科・農林高校・鰍沢方面)
2番のりば(イオンモール甲府昭和方面)
3番のりば(山梨大学医学部附属病院・伊勢町方面)
4番のりば
飯田・県立中央病院・長塚方面
一高・昇仙峡方面
5番のりば(山梨学院大学・石和・富士山駅・城東・青沼方面)
高速バス
到着便は2番のりば、出発便は6番のりば(増発便は5番のりば)に発着する[11]。
6番のりば
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その他
脚注
関連項目
外部リンク
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