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白羽村
日本の静岡県榛原郡にあった村 ウィキペディアから
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白羽村(しろわむら)は、静岡県中部、榛原郡の南端にあった村である。現在の御前崎市の東部、御前崎の付け根にあたる。
歴史
地理
地域名
大字:白羽
産業
農業中心の村だったが、ほとんどが台地で水利が悪く、土は砂壌土でやせているため、水田はほとんどなく、たまねぎ、さつまいも、だいこん、すいかなどの蔬菜園芸が中心だった。なお、1824年(旧暦文政7年)に白羽村の栗林庄蔵が[1]、さつまいもの新たな加工法として「煮切り干し法」を考案し[2]、「切り干し芋」の原型を生み出したことから[2]、切り干し芋の発祥の地として知られている[1]。のちに茨城県にこの切り干し芋の製法が伝わり、茨城県の郷土料理「干し芋」となった[2]。
20世紀になって、御前崎村での遠洋漁業が盛んになると、それに従事する人が増加、50年代から60年代にかけては、村で農業をするのは女と年寄りだけといわれ、丈夫な男子の大半が漁師になった。
戦後、御前埼燈臺と新鮮な魚を売り物にした観光産業が盛んになり、また、メロンや、かすみ草など花卉を栽培する温室園芸も興こったが、現在は漁業も観光も不振で、人口の高齢化が進んでいる。
脚注
関連項目
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