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石川県道276号五十里深見線
日本の石川県の道路 ウィキペディアから
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石川県道276号五十里深見線(いしかわけんどう276ごう いかりふかみせん)は、石川県鳳珠郡能登町から輪島市に至る一般県道である。
鳳珠郡能登町北西部と輪島市東部を結ぶ。起点の鳳珠郡能登町(旧鳳至郡柳田村)五十里の立岩地地区は、二級水系町野川とその支川である河内川との合流部に位置する。起点からすぐトンネル(北河内トンネル)を抜けるが、このトンネルと前後の区間は、2010年(平成22年)8月に完成した北河内ダム建設に伴う付替道路である。トンネルを抜けると、ダム貯水池であるやませみ湖湖畔および河内川に沿って西に進む。北河内地区から輪島市深見町にかけての区間は車道が途絶え、車両の通り抜けが出来なくなっている。終点の輪島市深見町は日本海に面しており、付近には航空自衛隊のレーダーが頂上部に配備されている高洲山を臨むことができる。
路線データ
- 起点:石川県鳳珠郡能登町字黒川(石川県道26号珠洲穴水線交点)
- 終点:石川県輪島市深見町(67字12番2地先:国道249号交点)
- 実延長:9.567 km
- 通行可能部分:5.350 km
- 車両交通不能区間:鳳珠郡能登町北河内上河内 - 四辻ノ峠 - 輪島市深見町一乗(4.217 m)
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歴史
路線状況
起点から柳田側末端部(北河内地区)にかけては、先述の付替道路によって、両側2車線(片側1車線)の幅員が確保されている。起点の交差点および沿道に路線番号案内標識が設置されている。
輪島側末端部(一乗地区)から終点にかけては、前述の区間とは対照的に、深見川の谷間に沿った断崖の狭路である。ほぼ全区間両側1車線程度の幅員しかないが、ところどころに待避所が設けられている。また、終点の国道249号交点部に県道の方向を標す標識(都道府県道番号(118の2-B))が設置されている他は、沿道に路線番号案内標識は設置されていない。
道路施設
トンネル
- 北河内ダム建設に伴う付替道路として建設。
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線
峠
- 四辻ノ峠(よつじのとうげ、輪島市)
- 高洲山地を成す鉢伏山(標高543.6 m)と瓶ノ森山(標高374.9 m)を結ぶ稜線の上に位置する、標高436 mの峠。当峠から一乗側に至る間を当夜坂(とうやざか)と呼ばれている。
参考文献
関連項目
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