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磯部舞子
日本のミュージシャン ウィキペディアから
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磯部 舞子(いそべ まいこ、1984年7月5日 - )は、日本のヴァイオリニスト。東京都出身。ロック、民謡、民族音楽、演劇音楽など幅広い分野で活動している。
磯部の「べ」から「ベチコ」の愛称でも呼ばれている。
略歴
東京都生まれ。両親は名古屋出身。5歳のときに「ばいよりん」という響きに惹かれ、ヴァイオリンを習い始める。将来はできるOLになる野望があったが、うっかり就活を忘れフラフラしていたところ、近所の喫茶店で奥沢明雄、小山卓治、河村博司らと知り合い、多様な音楽スタイルと出会い現在に至る[1]。
多くのアーティストと共演し、特に歌ものでは即興的なオブリガートを加えるスタイルが特徴。トラッド風の奏法を取り入れることもある。作曲も手がけ、時折自身で歌う。
主な共演者一覧(五十音順)
- Alan Patton(アコーディオニスト)
- 石川浩司(たま)
- 一噌幸弘(能楽師一噌流笛方)
- 伊藤多喜雄(民謡歌手)
- 伊藤ヨタロウ(メトロファルス)
- 大柴拓(作曲家・ギタリスト・アニメーション作家)
- 岡村トモ子(サックス奏者)
- 小山卓治(シンガーソングライター)
- 小山豊(津軽三味線)
- 甲斐よしひろ(甲斐バンド)
- 河村博司(シンガーソングライター)
- 楠木ともり(声優)
- 熊坂路得子(アコーディオニスト)
- 倉井夏樹(ハーモニカ奏者)
- 白崎映美(上々颱風)
- 寺田町(シンガーソングライター)
- チャラン・ポ・ランタン(バンド)
- 都丸智栄(アコーディオニスト)
- 中川五郎(シンガーソングライター)
- 新倉瞳(チェリスト)
- ハシケン(シンガーソングライター)
- 早川義夫(シンガーソングライター)
- 林正樹(ジャズピアニスト)
- ふーちん(ドラマー)
- 矢野妃菜喜(声優)
など
参加バンド
演劇音楽
舞台音楽にも多数参加し、舞台上で演奏することが多い。『宝飾時計』では全編を通じて役者と同じ空間で演奏した。松尾スズキ(大人計画)や根本宗子の作品に多く関わり、国広和毅が音楽監督を務める作品にも携わる。
参加作品一覧
- 『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』(2016年7月、松尾スズキ作・演出)
- 『キャバレー』(2017年1月、松尾スズキ演出)
- 『超、Maria』(2020年1月、根本宗子作・演出)
- 『超、Maria(配信)』(2020年9月、根本宗子作・演出)
- 『シブヤデアイマショウ』(2021年4月、松尾スズキ作・演出)
- 『
アンナ・カレーニナ』(2021年8月、Phillip Breen演出 ※コロナ禍により中止) - 『Cape jasmine』(2021年10月、根本宗子作・演出)
- 『宝飾時計』(2023年1月、根本宗子作・演出)
- 『シブヤデマタアイマショウ』(2023年3月、松尾スズキ作・演出)
- 『セツアンの善人』(2024年10月、白井晃演出)
- 『ワイルドグレイ』(2025年1月、根本宗子演出)
録音参加作品
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使用楽器
おもちゃ楽器
アンデス、鍵盤ハーモニカ、コケロミンなどを愛用。特に動物型の楽器が好きで収集している。ライブで使用する動物楽器にはコケロミンの「コケザブロウ」、子供用おもちゃのユニコーンの「レロ美」など名前をつけ同僚達と呼んでいる。『シブヤデアイマショウ』(2021年)、『シブヤデマタアイマショウ』(2023)では、同僚達に加え、グロッケン、ウィンドチャイム、スレイベル等のパーカッションも担当。
その他
イラスト
ライブスケジュール一覧のチラシを手書きで10年以上制作している。[3]
日常の出来事を描いたイラストをSNSに投稿することもあり、手書きイラストのグッズも制作している。
すしの子ちゃん
タマノイ酢の「すしのこ」を愛用し、好きすぎるあまり「すしの子ちゃん」というキャラクターを考案。「すしのこのうた」を作曲しSNSに投稿したところ、タマノイ酢の担当者から直接連絡があり「これはタイアップか?!」と期待に胸を躍らせたが、感謝の意を表され「すしのこ1年分」を進呈された。また、すしの子ちゃんのアニメーションLINEスタンプ[4]も制作。
金継ぎ
Y字バランス
Y字バランスが特技で、大ホールでの演奏時には「#小屋とY字バランスと私」というハッシュタグで客席をバックにY字バランスの写真をSNSに投稿している。
擦弦ロマン
擦弦楽器の単語をデザインしたオリジナルアクセサリーブランド。キーホルダー・ピアス・イヤリングを展開し、『松脂×膠』『魂柱×駒』『擦弦×弓』の3種類のデザインがある。現在はライブ物販と公式オンラインショップ《ベチコ商店》[6]にて販売。
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ディスコグラフィ
2012年
- 『つがいの歯車』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『たがいの鍵穴』(チャラン・ポ・ランタン)
2013年
- 『ふたえの螺旋』(チャラン・ポ・ランタン)
2014年
- 『ベチコ図鑑《第一巻》』(磯部舞子)
- 『doux』(間を奏でる)
- 『テアトル・テアトル』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『悲喜劇』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『魔女と百騎兵』(佐藤天平)
2015年
- 『テアトルの残像(DVD)』(チャラン・ポ・ランタン)
2016年
- 『Blessing in disguise』(伊藤ヨタロウ)
- 『ランドスケイプ』(ハシケントリオ)
- 『トリドリ』(シシド・カフカ)08 Spider trap
- 『女の46分』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『女たちの残像』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『借りもの協奏』(チャラン・ポ・ランタン)
2017年
- 『野放し』(とまべち:都丸智栄&磯部舞子)
- 『はるか』(小山卓治)
- 『よろこびの歌』(河村博司)
- 『砂漠のメルヴィア(配信)』(ザッハトルテ)
- 『トリトメナシ』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『ミラージュ・コラージュ』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『トリトメナイ音楽会(DVD)』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『billboard LIVE 2016(DVD)』(甲斐よしひろ)
2018年
- 『memimimamon』(小林武文)
- 『きみといたら/渇れない華』(ハシケントリオ)
- 『過去レクション』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『GREEN CHORUS』(間を奏でる)
2019年
- 『ひきでもの』(河村博司・磯部舞子)
- 『ドロン・ド・ロンド』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『いい過去どり』(チャラン・ポ・ランタン)
2020年
- 『コ・ロシア』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『こもりうた』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『道』(寺田町 LA STRADA)
2021年
- 『旅立讃歌』(チャラン・ポ・ランタン)
- 『彼のすきな歌』(渡辺美里)01 YELLOW MAGIC CARNIVAL
2022年
- 『夜明けに羽ばたく鳥の歌』(寺田町 LA STRADA)
- 『Are U Romantic?』(UA)05 Honesty
2023年
- 『東京民謡倶楽部民謡集 初巻』(東京民謡倶楽部)
- 『DAHLIA』(小山卓治)
- 『楽園』(ENSEMBLE PARA FURORES)
2024年
- 『ブロンドはゆらゆらと揺れていた』(寺田町 and Musicians around him)
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脚注
外部リンク
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