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甲斐バンド

日本のロックバンド ウィキペディアから

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甲斐バンド(かいバンド)は、日本ロックバンド[1]1974年、シングル『バス通り』でデビュー。1986年に解散。1996年に期間限定で再結成。さらに1999年、活動を再開する。2007年12月12日、紙ジャケット仕様CDでのアルバム復刻とベスト・アルバムの発売を記念して、一夜限りのプレミアム・ライブが行われた。

概要 甲斐バンド, 出身地 ...
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メンバー

要約
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旧メンバー

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サポートメンバー

※ここでは80年代以降、再結成や活動再開時、常に参加しているメンバーを記す。

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メンバーの変遷

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略歴

デビュー〜解散

期間限定の復活と再始動

活動休止〜一夜限りの復活と大規模ツアー

  • 2004年
    • 7月5日、ギタリストの大森が死去。
  • 2005年
  • 2007年
    • 12月12日、旧東芝EMIより発売されたアルバム17タイトル[注 3]が紙ジャケット・リマスター盤CDにて発売。また、ベスト盤『甲斐バンド・ストーリーII 』も同時リリース。発売日当日、品川プリンス・ステラボールにてスペシャルライヴ『甲斐バンド 2007 ONE NIGHT STAND』を開催。一夜限りの復活を遂げる[注 4]
  • 2008年
    • 全国ツアー『甲斐バンド BEATNIK TOUR 08-09 THE ONE NIGHT STAND』(追加公演を含む全23公演)を開催。翌年2月7日のツアーファイナルは、甲斐バンドとしては約13年ぶりとなる日本武道館で行われた。武道館の翌日、当日の音源が着うた着うたフルで配信された。

デビュー35周年〜甲斐の60歳

  • 2009年
    • 7月、甲斐よしひろと甲斐バンドのデビュー35周年を機に、活動の再開を発表。
    • 10月21日、8年ぶりのオリジナル・アルバム『目線を上げろ』を古巣EMIミュージックジャパンより発表。同月から翌年2月まで『KAI 35th Anniversary KAI BAND NEVER END TOUR』(追加公演を含む全24公演)を開催。
    • 12月9日、初のバラードベスト『ロッカ・バラード』を発表し、発売日にJR新橋駅SL広場前にて、1996年の再結成時に福岡・天神で行われて以来、13年ぶりにストリートライブを行う。
  • 2010年
    • 2月27日、『NEVER END TOUR』最終公演、東京厚生年金会館2Days初日にサプライズ・ゲストとして、甲斐名都が出演。父娘ステージ初共演を果たす(共演曲は「恋のバカンス」と「ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)」)。
    • 4月9日 - 11日、福岡のライブ喫茶照和にて『甲斐バンド Live at the 照和』を開催。当初は、10日・11日の2Days3公演の予定だったが、エントリーが多数寄せられたため急遽2公演追加された。参加者限定特典として、当日のライヴ音源CD(KAIC-6:セレクトされた3曲『三つ数えろ』・『地下室のメロディー』・『バス通り』)がプレゼント(後日郵送)された。また当日の音源が着うた・着うたフルで配信された。
    • 10月1日、4月の照和にて開催されたライブ『甲斐バンド Live at the 照和』を映画化した『照和 My Little Town / KAI BAND』が12月18日の全国ロードショーに向けて、福岡の『ソラリアシネマ(現・TOHOシネマズ天神ソラリア館)』にて1週間先行ロードショーされた。先行ロードショー初日上映後には、甲斐よしひろが舞台挨拶に訪れ、サプライズとして『HERO(ヒーローになる時、それは今)』をアコースティック・ヴァージョンにてギター一本で披露。高校時代の後輩・中野茂樹(元ノーマン・ホイット・フィールド)がブルースハープで参加。その音源が11月、Amazon.co.jp限定でMP3配信された。
    • 12月18日、映画『照和 My Little Town / KAI BAND』全国ロードショー。公開初日、シネセゾン渋谷にて甲斐バンド(甲斐・田中)と監督のフカツマサカズ、映画の中で語りを担当している大森南朋が舞台挨拶を行った。
  • 2011年
  • 2012年
    • 8月12日奈良県薬師寺にて、『KAI BAND"スウィートテンプル・ムーン・ライブ"』と題した野外ライブを開催。ワンマンでの野外ライブは1983年の『THE BIG GIG』以来、約29年ぶり。ライブ中、年内に『安奈』のリメイクシングルとニューアルバムがリリース予定だと発表。この模様はNHK-BSプレミアムにて、同月30日に放映された。
    • 11月21日、12年ぶりのシングル『安奈-2012-』をアイビーレコードより発売。
    • 12月29日幕張メッセで開催された『COUNTDOWN JAPAN12/13』に出演。COSMO STAGEにて、16:30 - 17:00に6曲を演奏。
  • 2013年
    • 1月、1996年以来16年ぶり2枚目のセルフカバー・アルバム『ROCKS』を発売。それを記念して1月7日、東京・渋谷区の代官山蔦屋書店でインストアライブが行われた。甲斐バンドとしてのインストアイベントは2001年以来であり、約100人のファンが参加。1月12日からは7カ所8公演で『甲斐バンド「ROCKS」ツアー2013』と題した約3年ぶりのツアーを開催。
    • 4月7日、甲斐の還暦を記念してバースデイライブ『ROLLING BIRTHDAY 60』をTOKYO DOME CITY HALL(旧:JCBホール)にて、甲斐バンドとして開催。また9日には、FM沖縄「For PM」主催の『2013 For PM フォークの日 リスナーの集いライブ』に出演。
    • 9月28日、翌年の結成40周年の記念企画として、ファンが選ぶセルフカバーアルバム収録曲の人気投票を10月15日までネット上で開催。9月末から約2週間で約7600票が集まった。

デビュー40周年〜現在

  • 2014年
  • 2015年
    • 2月28日、全国14劇場にて、甲斐バンドの楽曲をモチーフにした短編映画集『破れたハートを売り物に』上映&甲斐バンド生ライブ(お台場シネマメディアージュ、他13劇場に同時中継)開催。この短編映画は同年1月21日から2月10日までの期間で通販限定にてDVD-BOXも発売された。
    • 前年11カ所12公演で開催された『甲斐バンド 40th Anniversary tour 2014』と題したツアーの最終日の日比谷野音でのライブの模様を完全ノーカットで収録した2枚組DVD『Complete 日比谷野音LIVE』を発売(3月にファンクラブ会員向け先行発売、のちに8月よりAmazon限定で一般発売)。
  • 2016年
    • 6月29日、8枚組BOX SET・KAI BAND&KAI YOSHIHIRO『THE NEW YORK BOX』がユニバーサルJより発売。
    • 8月7日、『THE BIG GIG AGAIN 2016』を日比谷野外大音楽堂にて開催。33年前の1983年の同日に行われた「THE BIG GIG」と同一セットリストの再現ライブとして行われた(WOWOWでの生中継有り)。
  • 2017年
    • 7月26日、『甲斐バンド・ストーリーII』以来10年ぶりのベスト・アルバムとして、『Best of Rock Set「かりそめのスウィング」』をユニバーサルJよりリリース。9月23日から始まる“KAI BAND TOUR「かりそめのスウィング」2017”のセットリストと同内容の曲目を収録。
    • KAI BAND かりそめのスウィングツアー2017を、9月23日埼玉・戸田 ‐ 12月3日TOKYO DOME CITY HALLにかけて全国9会場にて開催。
  • 2019年
    • 6月26日、7月6日からスタートする“CIRCUS & CIRCUS 2019”ツアーにあわせて、そのセットリストと同じ曲目をコンパイルした『サーカス&サーカス2019』発売。過去の様々なライブ音源からベストテイクをセレクトし、最新リマスタリングを施したライブ・ベストアルバム。初回限定盤は、未CD化のボーナス音源6曲を追加収録。
    • 原点回帰した ライブハウスツアー、45th Anniversary KAI BAND TOUR「CIRCUS&CIRCUS 2019」を7月6日広島 - 8月12日クラブチッタ川崎まで全国9会場で開催。
    • 10月16日、KAI BAND『HEROES -45th ANNIVERSARY BEST-』をリリース。甲斐バンドのデビュー45周年を記念する最新リマスター・ベスト。新たにレコーディングされた「らせん階段」「ティーンエイジ・ラスト」、リミックスされた「三つ数えろ」の他、10月26日からスタートする全国ホールツアーのセットリスト通りの22曲を収録。マスタリングは英メトロポリス・スタジオのジョン・デイヴィスが担当。
    • 45周年のホールツアーとして秋に、KAI BAND 45th Anniversary Tour HEROES 2019を開催。10月26日埼玉・川口 - 翌年1月16日東京・NHKホールまでの11会場。
  • 2021年
    • 7月10日、45周年の締めくくりとして、野外ライブ『KAI BAND 45th+1 Anniversary FINAL 100万$ナイトin横浜赤レンガ倉庫』を開催した。WOWOWライブでも生中継された。このライブはコロナ禍により1年延期されていたライブである。
    • 12月25日、甲斐バンド、初のディナーショー『KAI BAND Christmas Dinner Show 2021 in HITEN - SHOW MUST GO ON』を新高輪プリンスホテル 大宴会場 「飛天」にて開催。
  • 2024年
    • 11月、甲斐バンド結成50周年を迎える。これを記念しWOWOWにて「甲斐バンド 50周年記念 WOWOWスペシャルイヤー」と題した特集企画が組まれ、2024年11月から2025年11月にかけて、ライブ映像やインタビュー番組などのスペシャルプログラムを放送する[4]
  • 2025年
    • 6月、前作から16年ぶりのオリジナルアルバム『ノワール・ミッドナイト』を発売予定。未発表だった大森の遺作曲「RING」(インストゥルメンタル)が収録予定[5]
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再結成と解散・活動休止

甲斐バンドは再結成と解散・活動休止が多く繰り返されている。中には公言せずにいつの間にか活動休止になっている場合もあり、はっきり"解散"と公言したのは事実上、最初の解散と2008年から2009年にかけて行われたファイナルツアー後の2回である。

  • 1974年 - 86年:デビュー〜解散。
  • 1996年:解散から10年目という年に期間限定で復活。
  • 1999年 - 2001年:本格的活動再開。シングル3部作と2001年には15年ぶりのオリジナルアルバムと全国ツアーを施行。当時、解散はしないと言いつつ、それ以降しばらく活動休止状態になる。
  • 2007年:オリジナル&ライヴ・アルバムの紙ジャケットリマスター盤再発を祝し、一夜限りのギグを敢行。
  • 2008年 - 2009年:2007年のプレミアムライヴのアンコールを受け、ファイナルツアーを敢行。メンバーが欠けてしまったことも含め、解散を宣言。
  • 2009年 - :デビュー35周年に突入。それを祝して甲斐バンドの活動を再開。以降、甲斐のソロと並行しながら活動は続行されている。

ライヴ

日本におけるロックバンドのパイオニアとして、180万枚を超える大ヒット曲『HERO(ヒーローになる時、それは今)』をはじめ、記録と記憶に残る数々の代表曲を生み出し、ライブにおいても前例の無い新たな舞台を果敢に開拓してきた[6]

1981年に、日本で初めてラグビー場(花園ラグビー場)でライブを行った[7]

1982年東京品川プリンスホテル・ゴールドホールの会場を貸し切りにして、約6000人を動員した日本初のスタンディングコンサートも行う[8]

1986年には当時最大となる日本武道館5日間公演を行い解散した[9]

2008年秋からは、「BEATNIK TOUR 2001」以来7年ぶりとなるツアーを「最後の全国ツアー」と銘打って行い、2009年2月7日日本武道館ライブを最後に、再び活動を停止した。しかし5か月後に、5度目の再結成と35周年記念ツアーの開催を発表し[注 5]、8年ぶりのオリジナル・アルバム『目線を上げろ』をリリース[注 6]。同時に全国ツアーをスタート。以降、甲斐よしひろのソロ活動と並行して、定期的に活動している。

2019年に45周年ツアーを行い、2020年7月12日に締めくくりとなる野外ライブ『KAI BAND 45th Anniversary FINAL 100万$ナイトin横浜赤レンガ倉庫』を予定していたが、コロナ禍の影響で2021年7月10日に延期された。野外ライブは2016年の『THE BIG GIG AGAIN 2016』以来となった。

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ディスコグラフィー

シングル

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アルバム

オリジナル・アルバム

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ベスト・アルバム

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セルフカバー・アルバム

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企画盤

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ライヴ・アルバム

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映像

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タイアップ曲

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映画

関連書籍

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脚注

外部リンク

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