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第74回全日本フィギュアスケート選手権
フィギュアスケート競技会 ウィキペディアから
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第74回全日本フィギュアスケート選手権は、東京都渋谷区の代々木第一体育館で2005年12月23日から12月25日までの日程で開催された。東京での開催は第57回大会以来17年ぶり。
概要
今大会はペアのエントリーはなく、男女シングルとアイスダンスの計3種目で争われ、トリノオリンピックの最終選考会も兼ねていた。男子シングルで一旦は織田信成の優勝となり表彰式も行われたが、その後採点ミスがあったと発表され髙橋大輔の優勝と訂正された。
競技結果
男子シングル
女子シングル
アイスダンス
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派遣選手
- 今大会の結果により、トリノオリンピック、2006年世界フィギュアスケート選手権、2006年四大陸フィギュアスケート選手権への派遣選手は以下の通り。ただし男女シングル選手のオリンピック代表は、全日本の順位のポイントの他に昨季の持ち点とグランプリシリーズのポイントを総合した選考ポイント制で選ばれた。
男子シングルにおける採点ミス
男子シングルの順位ついて、日本スケート連盟は当初はコンピュータソフトの対応不備等と説明していたが、後日採点ミスと判明した。 織田信成のジャンプの規定違反を正しく採点処理できなかったのが原因だった。
織田のフリースケーティングにおけるジャンプについて、試合終了直後は、
- 「3回転アクセル-3回転トウループ-2回転ループ」
- 「3回転ルッツ-2回転トウループ」
- 「3回転サルコウ」
- 「2回転アクセル-3回転トウループ」
- 「3回転フリップ」
- 「3回転ループ」
- 「2回転アクセル」
- 「3回転ルッツ」
- という判定がなされていた。しかし、表彰式が終了して優勝者記者会見が始まる直前に判定が訂正され、織田のジャンプ構成は、
- 「3回転アクセル-3回転トウループ-2回転ループ(3回転ループに挑んだが回転不足で2回転になったもの)」
- 「3回転ルッツ-2回転トウループ」
- 「3回転サルコウ」
- 「2回転アクセル-3回転トウループ」
- 「3回転フリップ」
- 「3回転ループ」
- 「2回転アクセル」
- 「3回転ルッツ」
- とされた。
フリースケーティングにおいては、3回転以上のジャンプで2度挑んでもよいのは2種類までというルールがあり、この制限以上のジャンプがなされた場合、そのジャンプの得点は無効(0点)となる。このルールは、「実際に何回転であったか」ではなく「挑んだ回転数」で適用される。3回転トウループと3回転ルッツの2種類を2度ずつ挑んでいた織田は、2回転ループの判定を「3回転に挑んだ」ループであると訂正されたことにより、3種類のジャンプを2度ずつ挑んだとみなされることとなった。
その結果、最後に挑んだ3回転ルッツの得点(後半3回転ルッツ基礎点6.60点とGOE0.80点の計7.40点)が無効となり、フリースケーティングの得点は146.20点から138.80点、総合得点も226.10点から218.70点となった。
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脚注
関連項目
外部リンク
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