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聚楽ティ・エス・エス

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聚楽ティ・エス・エス株式会社(じゅらくティエスエス)は、かつて新潟県新潟市中央区に存在した、上越新幹線車内販売を行っていた会社である。通称として、「聚楽TSS」とも表記される。

概要 種類, 本社所在地 ...

ホテル・レストランチェーンの聚楽と、JR東日本グループの日本レストランエンタプライズ(NRE、旧・日本食堂)との共同出資で、1999年に設立された。

車内販売を受け持っていた列車

  • 上越新幹線 とき・Maxとき東京 - 新潟間(一部列車のみ)
    聚楽ティ・エス・エスの社員とNRE所属のアテンダントが担当する。全員が、NREとは異なる聚楽独自デザインの制服を着用するので、両者の識別ポイントは胸のIDカードだけであった。聚楽ティ・エス・エス担当でも、車内販売では、電子マネーSuica」・「PASMO」・「ICOCA」・「Kitaca」・「TOICA」が使用可能だった。

取扱商品

NREグループであるため、取扱商品は基本的に共通であったが、一部で異なるものも見られた。

  • サンドウィッチ
    新潟県内大手ベーカリーショップ「ボンオーハシ」(長岡市・新潟市に各法人が存在したが新潟市の法人)の、新潟市中央区にある工場製。2004年頃までは自社調製品を販売しており、ラベルには新潟県木である雪椿の花があしらわれ、封入された紙お手拭きの袋には、新潟県花であるチューリップと、新潟市のシンボル的建造物である萬代橋が描かれていた。なお、NRE担当列車では長らく山崎製パン系デリカ業者の末広製菓(新潟市西蒲区)の製品を扱っていたが、2009年秋頃からボンオーハシ製品を扱うようになった。聚楽ティエスエス撤退後ではあるが2011年6月にボンオーハシが事業停止した為、NREでは自社戸田工場製の「大船軒サンドウヰッチ」を東京から積み込む形となった。

かつて聚楽単独であった時は、食堂車やビュフェのメニュー・車内販売の弁当にも独自性があった。例えば、食堂車のメニューに中華料理を初めて登場させ、「おけさごはん」や「鮭の親子重」のように、新潟県の郷土色を生かした弁当が販売されていた。また新幹線ビュフェではカレーにコーヒーが、ピラフにスープがつくなどのサービスがあったが、末期にはNREに合わせて廃止されてしまった。

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沿革

外部リンク

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