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薩摩鶴田駅
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薩摩鶴田駅(さつまつるだえき)は、かつて鹿児島県薩摩郡鶴田町(現・さつま町)鶴田に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)宮之城線の駅(廃駅)である。
当駅は、通学や通勤の足としてはもちろん、鶴田ダム建設のための資材輸送にも活躍した。しかし、急激な自動車社会への移行により利用者は徐々に少なくなり、1987年(昭和62年)1月10日、宮之城線の廃止に伴い廃駅となった。
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歴史
- 1934年(昭和9年)7月8日:宮之城 - 当駅間開業に伴い、終着駅として開業[1]。
- 1935年(昭和10年)6月9日:当駅 - 薩摩永野間開業に伴い、中間駅となる。
- 1961年(昭和36年):鶴田ダムの建設工事が始まり、九州地方建設局の専用側線が設置される[2]。
- 1964年(昭和39年):鶴田ダムの建設工事が終了し、九州地方建設局の専用側線が廃止される[2]。
- 1971年(昭和46年)1月8日:貨物営業廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)1月10日:宮之城線の全線廃止に伴い、廃駅となる[3]。
駅構造
営業末期は相対式ホーム2面2線と木造駅舎を有していたが、無人駅化後は閉塞廃止により、駅舎側のホーム1面1線のみを使用していた。
利用状況
以下に年間の乗降人数および貨物発着量を示す[2]。
廃止後の状況
廃止後は鶴田鉄道記念館が建設され、自由に館内を見学することができる。また、駅跡地周辺は鶴田駅ニュータウンとして住宅地化されている。
隣の駅
脚注
関連項目
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