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西会津町

福島県耶麻郡の町 ウィキペディアから

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西会津町(にしあいづまち)は、福島県会津地方北西部に位置し、耶麻郡に属する

概要 にしあいづまち 西会津町, 国 ...
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町内を流れる阿賀川
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概要

福島県と新潟県の県境に位置する。会津五街道のひとつである越後街道が通り、野沢、上野尻、白坂、宝川などの宿駅がおかれた[1]。特に野沢は規模が大きく、六斎市が行われていた[2]

宿場町としてだけでなく、会津塗製品の製造によって発展した。喜多方地方広域市町村圏組合の一地域としての役割を担っている。

町では「百歳への挑戦」をテーマに1993年(平成5年)より健康のまちづくりが進められ[3]、その一環として「長寿の里」を掲げる沖縄県大宜味村との交流が行われている[4]

歴史

地理

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町内から望む飯豊連峰

町の中心部を蛇行する形で阿賀川が通っており、野沢盆地(野沢平)などを四方から囲む形で飯豊連峰などの山々が連なっている。

隣接している自治体

人口

西会津町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 14,200人
1975年(昭和50年) 12,505人
1980年(昭和55年) 11,490人
1985年(昭和60年) 10,701人
1990年(平成2年) 10,122人
1995年(平成7年) 9,845人
2000年(平成12年) 9,075人
2005年(平成17年) 8,237人
2010年(平成22年) 7,366人
2015年(平成27年) 6,582人
2020年(令和2年) 5,770人
総務省統計局 国勢調査より

気候

要約
視点

寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されている。冬季は-15℃前後の気温が観測されることが珍しくなく、寒さが厳しい。

雪かきをエクササイズとしてポジティブに捉える「ジョセササイズ」の考え方が町で誕生した[5]

さらに見る 西会津(1991年 - 2020年)の気候, 月 ...
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行政

  • 町長:薄友喜

経済

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町内のソバ
  • 特産品
    • 会津張り子[7]
    • 出ヶ原和紙[7]
    • 桐ゲタ[7]

隣の喜多方市山都町にかけて栽培される「縞瓜」は、白瓜系ながら未熟果用ではなく完熟させて甘みを付けたである。

農業は水稲が中心であるが、1990年代後半から町が主体となり、多角化の取り組みが行われている[8]。そのひとつが1998年(平成10年)に始まった「健康な土づくり」事業であり、土壌分析に基づいた農法で栽培した「ミネラル野菜」をブランド化し[9][10]、20年以上にわたって取り組みを続けている[11]

野沢駅前や原町には商店街が形成されており[12]、商店や飲食店、宿泊施設が軒を連ねる[13]

方言・文化

基本的に会津弁を話す。

盆や彼岸などには、海藻を使った「いご」(えご)という寒天状の料理を作る。会津地方の郷土料理である「こづゆ」も、祝い事の際や盆などに作られる。

郵便

  • 野沢郵便局(集配局)
  • 奥川郵便局
  • 笹川郵便局
  • 群岡郵便局
  • 徳沢簡易郵便局
  • 芝草簡易郵便局

教育

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西会津高等学校

小学校1校、中学校1校、県立高校1校が存在。

高等学校

中学校

2002年度より町内の中学校が全て統合され、西会津中学校となった。

  • 西会津町立西会津中学校

小学校

2012年度より町内の小学校が全て統合され、西会津小学校となった。

  • 西会津町立西会津小学校

廃校

以下の小学校は2011年度をもって廃校となり、西会津小学校となった。

  • 西会津町立野沢小学校
  • 西会津町立新郷小学校
    • 橋屋分校
  • 西会津町立奥川小学校
    • 弥平四郎分校
  • 西会津町立尾野本小学校
    • 上谷分校
  • 西会津町立群岡小学校
    • 徳沢分校

交通

鉄道

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野沢駅

中心となる駅:野沢駅

バス

道路

高速道路

国道

県道

道の駅

観光

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大山祇神社 御本社(奥宮)

農家民宿が多く所在することが特筆される[14][15]

出身有名人

※ 五十音順

脚注

関連項目

外部リンク

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