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日本カストディ銀行
日本の東京都中央区にある信託銀行 ウィキペディアから
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株式会社日本カストディ銀行(にほんカストディぎんこう、英: Custody Bank of Japan, Ltd.)は東京都中央区晴海1丁目の晴海アイランドトリトンスクエアに本社を置き、有価証券の保管や管理事務を行う資産管理業務に特化する日本の大手信託銀行である。
2020年(令和2年)7月、JTCホールディングス(JTC HD)と、資産管理サービス信託銀行(TCSB)を吸収合併のうえ、旧商号の日本トラスティ・サービス信託銀行(JTSB)より変更した[2]。本稿では、前身の3社についてもそれぞれ記述する。
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概要

日本カストディ銀行の直接的な前身であるJTSBは2000年6月20日、大和銀行(現:りそな銀行)と、住友信託銀行(現:三井住友信託銀行)の合弁より設立した[3]。
現在の日本カストディ銀行は、旧JTSBと旧TCSBの資産管理特化型の信託銀行の機能(投資ファンドの運営、国内外の証券管理・カストディ業務、店頭デリバティブ取引の担保管理業務)を引き継いでいる。同業には日本マスタートラスト信託銀行やステート・ストリート信託銀行がある。
沿革
日本トラスティ・サービス信託銀行
- 2000年(平成12年)6月 - 大和銀行(現:りそな銀行)と住友信託銀行(現:三井住友信託銀行)の折半出資で、日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(英: Japan Trustee Services Bank, Ltd.)を設立[3]。
- 2002年(平成14年)9月 - 中央三井信託銀行(現:三井住友信託銀行)が資本参加。
- 2007年(平成19年)9月 - 日本郵政公社が外部委託する郵貯・簡保機構の保有する約130兆円の債券管理業務を、マイナス9億8000万円で落札。
- 2010年(平成22年)10月 - 同様の資本関係にあった日本トラスティ情報システムを吸収合併[4]。
- 2011年(平成23年)4月1日 - 中央三井信託銀行と住友信託銀行の経営統合により、三井住友トラスト・ホールディングス(現:三井住友トラストグループ)を設立[5]。これに伴い、JTSBは三井住友トラストHD(66.66%)、りそな銀行(33.34%)の出資比率となる。
- 2018年(平成30年)10月1日 - JTSBとTCSBが共同株式移転により、JTC HDを設立[6][7]。
日本カストディ銀行
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資産管理サービス信託銀行
資産管理サービス信託銀行株式会社(英: Trust & Custody Services Bank, Ltd.)はかつて存在した大手信託銀行。主に、マスタートラスト業務やカストディ業務のほか、確定拠出年金(iDeCo)の資産管理業務を行っていた。
経営指標
参照:[11]
金融商品の時価等
年表
JTCホールディングス
JTCホールディングス株式会社(英: JTC Holdings, Ltd.)はかつて存在した銀行持株会社。2018年(平成30年)10月1日、JTSBとTCSBの経営統合(共同株式移転方式)により設立。
経営指標
参照:[14]
年表
- 2018年(平成30年)10月1日 - JTSBとTCSBの共同株式移転により、JTCホールディングスを設立。
- 2020年(令和2年)7月27日 - 日本カストディ銀行に合併され解散。
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脚注
外部リンク
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