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金浦都市鉄道
韓国の鉄道 ウィキペディアから
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金浦都市鉄道(キンポとしてつどう、朝: 김포도시철도)は、大韓民国京畿道金浦市の陽村駅とソウル特別市江西区の金浦空港駅を結ぶ鉄道路線。愛称は金浦ゴールドライン(朝: 김포골드라인、英: Gimpo Goldline)。
鉄道空白地帯となっていた、金浦漢江新都市内の広域交通対策の一環として2019年に開業。韓国では初めて国費を投入せずに建設された[1]。路線運営は金浦ゴールドライン運営株式会社が担当する。
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路線データ
沿革
- 2009年7月10日 - 都市鉄道建設基本計画を国土交通部が承認[3]。
- 2010年
- 2011年8月4日 - 金浦市が乗換駅の変更確定[7]。
- 2013年6月13日 - 現代ロテムと無人軽電鉄23編成46両の契約を締結[8]。
- 2014年3月26日 - 起工式[9]。
- 2016年
- 6月20日 - 駅名確定[10]。
- 6月30日 - 委託運営会社をソウル特別市都市鉄道公社(現:ソウル交通公社)に選定[11]。
- 2017年
- 2018年
- 2019年
- 2024年
事業者沿革
金浦ゴールドライン運営
金浦ゴールドライン運営株式会社 (김포골드라인운영、GIMPO Goldline Co., Ltd.) はソウル交通公社の完全子会社で、当路線の運営を5年間担当する。
金浦ゴールドラインSRS
金浦ゴールドラインSRS株式会社 (김포골드라인SRS、Gimpo Goldline SRS Co., Ltd.) は現代ロテムの完全子会社で、当路線の運営を5年間担当する。
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車両
- 1000系
2両編成23本計46両が、2017年に現代ロテムで製造された。CBTCによる無人運転が行われるが、非常時対応のため運転士の資格を有する職員が添乗している。
駅一覧
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議論
- 金浦都市鉄道に高架軽電鉄を採用することについて金浦市と金浦市民の間で論争が発生した。一部の市民は、軽電鉄の運行能力が金浦市内の交通需要を賄えるかどうかの疑問が多くそれゆえに反対も多かった。そして市民は金浦市の現在の人口規模と市民のほとんどがソウルに通勤する点を考慮すると、他の首都圏電鉄路線と同じく標準軌の車両が必要であると主張した。
- 開通後、利用者数が急増し様々な問題点が発生しているが、特にこの沿線近くに金浦漢江新都市が建設されたことによる沿線住民の増加により利用者がより一層増加し混雑率が悪化したために乗客が過呼吸や失神を起こす事故が頻繁に発生するなどのアクシデントが多数発生したため、これに対する当局の対策が必要な状況だという点は韓国メディアを通じて広く指摘されている。 漢江新都市の建設が当時から計画されていて利用者はこれからも増える見込みだったのにも関わらず、経費削減と早期開通のために1編成につきたった2両編成と、輸送力の小さい軽電鉄による建設を強行したことが要因である。そのため列車に収容できる人数には限界があるが、これを収容できないほどの多くの利用者が詰め掛けたことによる混雑は、悪化の一途を辿っている。2両編成の小さな電車が走るように建設されたホームの構造を今更変えることはできないため、電車の運転間隔を縮めることで少しでも混雑を改善しようと対策を練られてはいるが、ただでさえ小さな車両で製造したがためにさらに多く製造して対応していかなければならないというスパイラルが発生している状況である[19][20][21]。
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批判
事故
前述の通り、軽電鉄に計画が変更されたことから、”地獄鉄”と揶揄されるほどの混雑に見舞われており、2023年4月11日には、金浦空港駅で乗客の10代の女子高生と30代の会社員が呼吸困難で意識を失って倒れる事故が発生した[25]。
関連項目
注釈
脚注
外部リンク
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