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青木玲緒樹
日本の女性競泳選手 ウィキペディアから
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青木 玲緒樹(あおき れおな、1995年2月24日 - )は、東京都板橋区出身[2]の女子競泳選手である[1]。武蔵野中学高等学校、東洋大学卒。ミズノ所属。種目は平泳ぎ。
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人物
要約
視点
水泳との出会いは3歳のころで、未熟児で生まれ虚弱体質であったことから、体力をつけてほしいという母の願いもあり始めた[3]。水泳以外にも体操・サッカー・柔道などの習い事に励み、中でも柔道は中学校に上がる前まで続けていた[3]。競泳人生を始めたのは小学校3年生で、その場所は北島康介が通ったことがある東京スイミングセンターだった。そしてセンターに勤めていた平井伯昌に師事する[4]。中学生ながらトップレベルの選手が集まる高地トレーニングに参加していた[5]。
東洋大学では大学4年の2016年、学生選手権の200m平泳ぎでは2分22秒40で優勝、100m平泳ぎでは1分6秒68で優勝した[4]。11月、アジア水泳選手権の200m平泳ぎで2分22秒74で優勝[6]。2017年2月、コナミオープンで女子100m平泳ぎで大会記録を更新し、女子最優秀選手に選ばれた[7]。
2017年4月、大学を卒業後、ミキハウスに入社[8]。同月の日本選手権では100m平泳ぎと200m平泳ぎで優勝[5]。国際大会デビューはハンガリーのブダペストで行われた世界水泳で100mは準決勝14位、200mは準決勝10位だった[9][10]。
2018年4月、前年大会に続き日本選手権の100m平泳ぎおよび200m平泳ぎで優勝[5]。8月、パンパシフィック選手権(東京)の100m平泳ぎで1分6秒34のタイムで3位に入り、同大会日本勢初メダルを獲得した[11]。200m平泳ぎは2分24秒46で4位だった[12]。400mメドレーリレーでは池江璃花子・酒井夏海・青木智美と出場し、銅メダルを獲得した[13]。同月、インドネシアのジャカルタで行われたアジア大会では、100mは銀メダル[14][15]、200mは銅メダルとなった[16]。
2019年大会から所属がミズノに変わる。4月、日本選手権では100m平泳ぎは5位、200m平泳ぎは準決勝敗退と成果が上がらなかったが、5月のジャパンオープンの100m平泳ぎで1分6秒44で優勝、同年世界選手権の代表入りを内定させた[17]。7月、韓国光州で行われた世界水泳で100m平泳ぎで4位[18]、200m平泳ぎは準決勝敗退となった[19]。400mメドレーリレーでは予選8位で決勝に進み、東京五輪出場枠を獲得した[20]。9月、国体の100m平泳ぎで1分6秒07の大会新記録で優勝[21]。10月、日本短水路選手権の50m平泳ぎで日本記録を更新し優勝した[22]。
2020年1月、東京都新春水泳競技大会の50m平泳ぎで自身の持つ日本記録に迫る好タイムで優勝[23]。同月、北島康介杯の100m平泳ぎで1分6秒98のタイムで優勝[24]。2月、コナミオープンの100m平泳ぎで1分6秒68のタイムで優勝[25]。3月、スペインのシエラネバダで高地合宿を行っていたが、新型コロナウイルス流行による非常事態宣言が出されたことで帰国。練習拠点としていた国立スポーツ科学センターや東洋大学のプールが閉鎖されたため、バイクを自宅に運び入れてトレーニングを行った[26]。5月下旬になりプールでのトレーニングを再開した[27]。8月、競泳・東京都特別水泳大会の200m平泳ぎに出場、2分24秒70で1位となった[28]。11月、短水路で競われるISL1次リーグ(ブダペスト)で50m平泳ぎで29秒57のタイムを記録し、自身の持つ短水路日本新記録を更新[29]。12月、日本選手権の100m平泳ぎでは渡部香生子に敗れ2位となった[30]。200m平泳ぎでは2分29秒28のタイムで決勝に進めなかった。[31]
2021年1月、北島康介杯の100m平泳ぎで1分6秒94のタイムで優勝[32]。4月、東京五輪代表選手選考会を兼ねた日本選手権に出場、100m平泳ぎで派遣標準記録を突破し2位に入り、初のオリンピック代表入りを果たした[33]。
五輪初出場となった2020年東京オリンピックだが競泳女子100メートル平泳ぎでは予選落ちとなった[34]。
東京五輪で結果を残せなかったことから、2022年1月の北島康介杯後には水泳をやめるか悩むほど追い込まれたが、3月の国際大会代表選考会の100m平泳ぎで1分5秒19のタイムを出し、日本記録を8年ぶりに更新、世界選手権の代表に内定した[2]。50m平泳ぎでも30秒27の日本新記録を出し1位を取った[35]。5月、ヨーロッパに渡り、スペイン・シエラネバダでの高地合宿、欧州グランプリ出場、アンドラでの高地合宿を行った[36]。6月、世界選手権の100m平泳ぎでは1分6秒38で5位に終わった[37]。50m平泳ぎは準決勝全体11位で落選した[38]。入江陵介・水沼尚輝・大本里佳と出場した混合400mメドレーリレーは7位に終わったものの日本初の決勝進出を達成した[39]。9月、イギリスのラフバラー大学に留学し、100m平泳ぎの世界記録保持者アダム・ピーティーのチームで練習を行った[40][41]。10月、日本短水路選手権の100m平泳ぎで1分4秒01の短水路日本新記録を立て優勝[42]。12月、ジャパンオープンの100m平泳ぎで1分6秒11のタイムで優勝[43]。同月、世界短水路選手権の100m平泳ぎで6位[44]。
2023年1月、北島康介杯に出場、100m平泳ぎで1分6秒06のタイムで優勝した[45]。2月、長野県東御市で準高地合宿を行う[46]。3月、東京都シニア春季公認記録会(短水路)に参加、100m平泳ぎで1分4秒51を記録[46]。4月、日本選手権の100m平泳ぎで1分5秒89のタイムで優勝、世界選手権の代表に内定[47]。200m平泳ぎは今井月に敗れ2位だった[48]。5月、渡欧しスペイン・シエラネバダでの高地合宿に参加、各地の欧州グランプリ大会に参加し、モナコ大会の100m平泳ぎで1分7秒04のタイムで2位、6月のセッテコリ国際(ローマ)では1分6秒09のタイムで2位を獲得した[49][50]。6月下旬に帰国[51]、7月世界選手権(福岡)に出場、100m平泳ぎで1分6秒32のタイムで準決勝9位となり敗退[52]。女子400mメドレーリレーでは予選に白井璃緒・相馬あい・池江璃花子とともに出場、全体8位で決勝に進出した[53]。決勝では青木に代わり鈴木聡美が泳ぎ、6位となった[54]。9月、アジア大会(杭州)の100m平泳ぎで1分6秒81のタイムで優勝[55]。相馬あい・高橋美紀・池本凪沙と出場した400mメドレーリレーでも金メダルを獲得した[56]。10月、日本短水路選手権の100m平泳ぎで1分4秒37のタイムで優勝[57]。11月、東京スイミングセンター優秀選手招待大会の200m平泳ぎで2分26秒80のタイムで優勝[58]。
2024年パリオリンピック競泳女子100メートル平泳ぎでは、予選で1分6秒98となり、全体の19位で予選敗退となった[59]。
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主な戦績
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脚注
外部リンク
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